こーんばーんわーーーん
たつとらでっす!<ハムハム
本日も黒帯英語十二段⑦より
気になった表現をピックアップさせていただきます
p.147 #409の文章の中で
doggedlyという単語がありました
(※文章は長いうえにややこしいので書き起こしません)
こちら、「忍耐強く」「根気強く」という副詞とのこと。
これだけ見るとポジティブな意味に見えるのですが、
和訳だと「執拗に」と訳されていてあれれ???と。
調べてみると、
この単語はdog(犬)の派生語なのです
え?なんで犬が忍耐強くになるのん???
dogっていう単語は、名詞だけじゃなくて動詞でも使うようで、
その中に「尾行する」「あとをつける」「つきまとう」っていう意味があるんです。
犬は匂いをかいで跡をつけるのが得意というか習性があるので、
そういう意味が派生したんだと思います。
つまり、
doggedlyというのは
「犬みたいにしつこくあとを付けてくる」感じがニュアンスとして入っているようですほほう
色んな例文を見てても、
「頑固に主張する」とか「断固として抵抗する」みたいな文章が多く、
あまり褒める意味では使われない感じがしました。
むしろそのしつこさに逆に感心するわみたいな。
はぁ~やれやれあいつってばホントに頑固よね。言い出したら聞かないよねみたいな。
知らんけど。
黒帯には「忍耐強く」って意味の説明してあるんだけど、
これ褒めたくて使った場合、ネイティブの人はどう捉えるんでしょう?教えてエライ人。
ちなみに「忍耐」といえば。
HSUの授業で聞いた話(を必死に思い出してるけどおぼろげな記憶)ですが
「忍耐」というと一般的に日本人はpatienceという単語が出てくるんですが
『忍耐の法』の「忍耐」はperseveranceという単語が使われています。
The Laws of Perseveranceです。
この違いは何かというと、
patienceは「我慢」なんです。
耐えて耐えて、ぐっと我慢してこらえる感じ。
patientが「患者」を意味するように、ほんと、「痛みに耐える」というか、そんなニュアンス。
対して、
perseveranceは「粘り強さ」。
コツコツと、逆境に屈せず道を拓いていくような感じ。
英和辞典では「〔称賛すべき〕忍耐(力)、粘り強さ、根気(強さ)、不屈の努力」などと訳されていました。
だから、「忍耐の法」というのは
「我慢しなさい」ということではなく、
「粘り強くコツコツと進んでいきなさい」ということなんですって。
知らんけど。
例えば目の前に岩があったら、
patienceなら、その岩が邪魔だったりすることに対して「ずっと我慢」して何年も過ごすのに対し、
perseveranceであれば、その岩を一日一日ちょっとずつ削っていって、
しまいには穴をあけて通ってしまうような感じ。
なので、「忍耐強く」って一概に言っても
英語では色んな単語があって、
それぞれニュアンス違うので、
本格的に英語伝道するとしたら
こういうのをひとつひとつ知っとかないと難しいですよね
とりあえず、
with perseveranceで英語がんばります
おわふ
ぽふぽふ
もふもふ