少し前、先輩の林さんが来てくれた。
「こんなんあるし、子供と夏休み最後に行っといで」って一言いって帰ってった。
いつも、ついでに来る人は多いです。だけど、そーじゃなく、用事もないのに玩具持って、
お菓子持って、イベントのチケット持参して来てくれる人、林さんたった一人です。
当然ですが、物じゃないです。琴線にふれる慈悲というか、溢れ出る優しさが沁みる。
夜回り先生じゃないけど、林さんだけには何でも話せると心から思っています。
皆ついでに・・・って多いですよね。いつも林さんありがとう!!!このプログ見てないけど。
でね、その時林さんから頂いたのは、常田富士男 さんのトークショーの招待状。
全国10都市横断 親と子のライブショーでした。京都が最終日で行ってきました。
「まんが日本昔ばなし 」でおなじみの常田富士男さんの講演は、とても楽しかった。
朗読と話を織り交ぜたユニークなあったかい世界に包まれました。とても印象的
だったのは舞台の真ん中に自転車があって、そこに一枚の張り紙。【語りは、
祈りの心】って書いてあった。目を閉じて聞くと、TVの世界に包まれそうでしたよ。
で、子供といえば、上2人は集中して見てましたが、下が・・・はい、ビンタ一発!!!
帰り、プレゼントのCDも頂いて、満足した時間でした。次は市原悦子 さんに会いたいなぁ~。
もう少しいいですか?
去る25日に、福岡市で事故、いやいや事件があった。
もうご承知でしょうが、飲酒運転の同市職員が走行中の車に追突した。
大橋から転落した親子が乗るRV車は博多湾15m下へ。子供3人が水死だった。
これを知った小生は、言葉を失った。涙も出なかった。ただ現実じゃなかったら
いいのにと思うだけだった。でも現実。他人事と思えなかった。二重写しになって・・・。
4歳に3歳、1歳の一姫二太郎だった。その日、我が子を寝かせた数時間後、泣いた。
声をだして泣いた。生き残った両親の心情が・・・一瞬にして愛する子を亡くした・・・。
さっき、yahoo newsにあった。「叫ぶ母、わが子捜し4度海中へ 福岡3児死亡事故 」と。
【一部抜粋】
3人の子どもは後部座席に乗っていた。1回目。かおりさんは長女紗彬ちゃん(1つ)を車内から引き出し、哲央さんに引き渡す。2回目。二男倫彬ちゃん(3つ)も引き渡せた。3回目。残る長男紘彬ちゃん(4つ)を引き出そうとするがうまくいかない。車が沈み始める。いかないで…。すがりつくように4回目に挑んだ。だが、海中に沈んでいった。
身内を亡くす気持ちは、少しは分かる。10年前、母を亡くし奇跡がおこってと祈った。
1年半前、愛しき妻が横たわるベットの側で子供3人と共に祈った。そして逝った。
2人とも、病死だ。癌だった。未だに、一日たりとも脳裏から離れることはない。
だから突然の事故死を考えると胸が詰まる。神戸の花火やJR脱線事故、一方では
我が子を欄干から突き落として殺す、近所の子供も・・・被害者の心の傷は簡単には
癒されない。許されない。病死と突然の別れの差は、どうなのでしょうか?分からない。
ただ、もし母と妻が突然の死だったら、もっと苦しみが増したのでしょうか?正直不明です。
でも、覚悟する時間があったのは事実です。その時間は辛かったが・・・。
最後に今回の容疑者は、事故もとい事件後、その場から逃げようとしたのには開いた口が
塞がらない。怖くなった・・・いつもの言い訳でしょうか?背負った罪は重すぎる。
例えは悪いが、日経に掲載された猫殺しの作家・坂東眞砂子がどうでもよくなる。
先日、これに憤りを感じていたのが、ぶっ飛んでしまった。あぁ、これが現実なんだと・・・。
喜怒哀楽・・・・・・