あれは、給食前の4時間目の体育の授業だった。
初めて「高跳び」と言うものを経験した。
なんでだか分からないけど、何十センチとかの一番低い高さが飛べなかった私ともう一人の女の子。
先生が「二人は先に戻って給食の準備をしなさい」と言った。
二人で広い校庭を歩いて行ったけど、私は
恥ずかしい
何十センチが飛べないなんて
しかも、普段から運動神経が悪い子と一緒だよ
でも、この子はちっとも悲しそうじゃない
先生の言い方もひどい
余計、私がダメみたい
いやダメなのかもしれない
こんなことお母さんにも言えない
悲しい
この頃には、もうしっかり比較していますね。誰かよりは良い私で自分を保とうとしています。でも、結局は自己否定。こんなことがあって悲しかったって家で泣けていたら、どんなだっただろうと思います。