
幼少の頃より、鬼師として活躍していた父・長尾瀧松の傍で見よう見まねから作品作りを始め、成長と共に父の仕事を手伝いながら、自分自身の世界を表現するようになる。
以来、主に社寺用瓦、文化財等を手掛け関西を中心に様々な方面へと活躍の場を広げる。
又、地元では昭和62年から姫路市内の小学校からの依頼を受け、
伝統工芸に親しんでもらうことを主とした総合教育の一環として粘土を使った鯱瓦つくりの講師を13年にわたりつとめた。
平成6年には瓦の伝統と美しさを伝えることを目的とし、
重さ1.5トン高さ3メートルにも及ぶ巨大鯱瓦を作り上げ、小学校の講師の件と同じく、新聞紙面に取り上げられた事は、本人にとって貴重な体験となっている
この道一筋60年の長い人生の中でも、特に最近では世界遺産姫路城の平成の大修理において、大天守の屋根を飾る鯱瓦の製作に渾身のおもいを込めた。
この大修理に携わることが出来た我が喜びとして、又糧として生ある限りこの道を歩む覚悟を新たにしている。
現在は小物から大作に至るまでの備前焼の作品にも力を注いでいる。