
さて本書では、今度は大学生が社会人になるのに必要な知識を紹介しています。具体的にどんなことをすればいいという事が書いているのではなくて、
物事の捉え方とか考え方が書いてあります。だからこれを読んだだけでは意味がなくて、書いてあることを自分なりに考えて、日々の生活で実行しようと思わなければ読み終わってから多分得るものはないと思いますが、実際に考えて実行に移せれば、大学生活だけじゃなくて今後の人生にも活きてくると思います。
この本の構成は第一章では学生に対して、会社のことや就職活動のことや仕事のことについて書いてあります。ただこれは就職活動中の学生に対して書いてあるのではなくて、在学中の学生に向けて書いてあるので、就職活動中に読むのは遅すぎると本の中で触れてあります。第二章は前巻でも書いてあったリーダーについてもっと深く触れています。会社に入りリーダーを任された時にどう振る舞うのか、どうやって組織を成長させるのかが書いてあります。最終章では「何によって憶えられたいか」と大学を卒業したあとの人生が不安な大学生に向けて、自分の人生を設計する方法や生き抜く方法が書いてあります。
それではこの中で心惹かれたところを紹介します。第一章の「どのように就職活動を進めればいいのでしょうか?」というテーマの中で書いてあったことですが、「自分自身のマーケティングができている奴は、就職活動で右往左往などしていません。何で働くか、どこで働くかというのは数年前に決めており、21歳の現在、自分のスキルを磨くために世界レベルで活躍しようと孤軍奮闘しています。」 この言葉はドラッガーの言葉ではなく著者の松本健太郎さんの言葉です。ドラッガーは「マーケティングの目指すものは、顧客を理解し、顧客に製品とサービスを合わせ、自ら売れるようにすることである。」と言っています。つまり、松本健太郎さんは企業の方から一緒に働きませんかと声を掛けてもらえるような人間になることを、自分自身のマーケティングと言っています。ここで言っている顧客とは就職活動では企業を表し、製品とサービスが就活生にあたります。ただ勘違いしないでもらいたいのは、ここで言っているのは、企業が欲しい人材を演じ企業が喜びそうな嘘で自身を固めるということではなくて、自身がやりたいことに対してそれをするためには何をすればいいのか、何ができればいいのかを考え、それができる企業が求める人に自身を成長させろってことです。
ただ就活生がこれを読んだら自分自身のマーケティングをする時間はもう無いので、企業がどんな人材を欲しがっているかを真剣に考えて、アピールするのがいいとも言ってますけどね。
次にマーケティングと同じくらい重要となるイノベーションについても触れていたので紹介します。この本では「自己の評価が高くあり続けるために今の自分を捨て、新しい自分を築くためにイノベーションも必要です。」と言っています。そろそろ長くなって来たので、イノベーションについては詳しくは書きませんので興味がある方は是非本を手にとってみてください。
最後にこのテーマの最後に書いてあったことを紹介します。「大切なことは、今日よりもいい明日を過ごすために、どのような準備が必要で、何を実行すべきか、ということです。」
このレビューを読んでくれたあなたはどんな準備をして、何を実行しようとしていますか?
他にも紹介したいところは沢山ありましたが、これだけ書くのに既に一時間以上かかっているので、全部書いていたら一日が終わってしまいそうなので今日はこれくらいにしておきます。個人的に大学1年から2年の人に読んでもらいたい本でした。そして読み終わったあとにどんな風に行動するのかを見てみたいです。
それでは

