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君の前から姿を消すって言ったのに
きちんと姿を消せない僕はきっと半透明
他の誰かのとなりに居場所を見つければ
ちゃんと消えられるはずなんだよ
君はきっと優しすぎて
僕はきっとそれを望みすぎて
もう顔も見たくないと思うから
形も残らぬように
君の前から姿を消すって言ったのに
君の番号消せない僕はきっと半透明
他の誰かのとなりに居場所を見つければ
ちゃんと消えられるはずなんだよ
今も目を凝らせば
笑ってた君も泣いてた君もぼんやり見えてくるよ
なんだそうか君も半透明じゃないか
どうして君は
嫌いだもう好きじゃないときちんととどめをさして
出ていってくれなかったのだってそうだろう
終わってもいない事だけは忘れられるはずがない
君の前から姿を消すって言ったのに
きちんと姿を消せない僕は半透明
他の誰かのとなりに居場所を見つければ
ちゃんと消えられるはずなんだよ
夏が来るよ~
暑いよ

私は冬が好き
言葉が白く目に見えるからそう言った君の隣
ひねくれ者は思う
あぁそうかこんな風に
空に上がって消えちゃうから
うつ向いたままの君に
真っ直ぐ伝わらなかったのか
今君を抱き寄せて
大丈夫って言えたら
何かが変わるだろか
見下ろした街と
見上げた星空だけじゃ
塗り潰せないだろうか
伸ばしかけた腕に
君は気付いてるかな?
僕らが生きてく
この大きな川の流れに
呑み込まれた
君の流した一滴も
すくいとるから
闘わせてよ僕を
その迷いと 僕を
踏み出せないままで
名付けた最後の一歩は
きっと最初の一歩なんだよ
「私は冬が好き」
今君を抱き寄せて
大丈夫って言えたら
何かが変わるだろか
見下ろした街と
見上げた星空だけじゃ
塗り潰せないだろうか
揺れながら近づいた
罰だって受けるよ
僕はここに居るから
少し遠回しに
なるべく素直に言うよ
次の春にでも
「私は冬が好き」
「僕は君が…」



