建物の構造について(戸建て編)
木造住宅にもいろんな種類の工法があります、その中でも代表的な工法を説明します。
●在来工法
在来工法ともよばれる、日本の伝統的な建て方で柱、針、桁などで家の骨組みと
なる元をつくり、角材や板を縦横に組み合わせて構造を作り上げる工法です。
建物全体の重量が軽く、地盤への負担が少なく、フレキシブルなデザインや
間取りが可能で、自由設計に向いています。
石川県の場合、戸建て住宅の90%が在来工法なのですよ。
●2×4工法
耐震性・気密・断熱性にすぐれた工法で、北米で伝統的な木造住宅の建て方です。
パネル化した床や壁の面そのもので、柱や針を使わずくみ上げていき、地震の
際に6面で揺れをバランスよく吸収するために、建物がゆがみにくく高い耐震性を
発揮します。柱が無いため、大空間を作れるところがメリットですが、大きな開口部や
コーナー部分の開口部を作るのは難しいので、将来、増改築がしにくいという点が
難点ですので、最初の間取りには、十分考えることが必要です。
●パネル工法
木質系のパネルで構成する壁式の工法で、天井、壁、床を造り、基本的には、
2×4工法と同じですが、メーカーが独自に開発したパネルを使う点が異なります。
工場での一括生産で、パネルにまで加工されるため、現場では組み立てるだけで
済み、それゆえ短い工期で仕上がり、また精度のばらつきを少なくできます。
納期が決まっている方や、構造に関して不安を感じられる方にはとてもいい工法です。
ただし、やはり、将来の増改築がしにくい点は2×4工法と同じで、10年後、20年後の
子供さんの成長や、ご両親との同居になるなどの家族の生活の変化にあわせての
リフォームなどには、難しい点が出てくることもあるので、将来のことを考慮に
入れた間取りをイメージするといいかもしれません。
あくまでも代表的な工法なので、まだまだたくさん種類はあります。
住宅を購入する際、こういうところも新築・中古問わず検討してくださいね。





