HPV検査には、子宮頸がんなどのがん発症の原因となる高リスク型と、性器のイボであるコンジローマの原因となる低リスク型があります。
ハイリスク型のHPV検査にはいくつかの種類があります。1)高リスク型のいずれかが陽性であるかどうかを調べるバッチ検査、2)HPV16型、18型の感染およびその他の高リスク型のいずれかが陽性であるかどうかを調べる検査、3)高リスク型のいずれかが陽性であるかどうかを調べるタイピング検査です。
(1)は5,000円程度、(2)は数千円~1万円程度、(3)は1万円~2万円程度です。自費診療なので、クリニックによって費用は異なります。
検査は、性病検査のキットに含まれるHPV型を対象としているため、100種類以上あるHPV型のすべてを検査できるわけではありません。
事前にどちら(または両方)を検査したいかを医療機関に確認してから検査に臨むとよいでしょう。クリニックによっては、検査キットを常備していないところもあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。
直接的な関係はありませんが、性的パートナーが多い場合は感染する機会が多くなりますので、両方に感染する可能性があります。
そもそも、HPVと尖圭コンジローマや子宮頸がんとの違いは何ですか?
前述の通り、高リスク型は子宮頸がんの主な原因、低リスク型は尖圭コンジローマの主な原因となっています。
HPVに感染・陽性であれば、子宮頸がんや尖圭コンジローマになっているということですか?HPVに感染していると、子宮頸がんや尖圭コンジローマになるのでしょうか?
子宮頸がん検診を受けるのが良いと思います。
子宮頸がん検診は受けるのに、尖圭コンジローマは受けないのはなぜですか?
極端な話、コンジローマでは死なないからです。子宮頸がんは年間3,000人近くの方が亡くなる病気ですが、20代、30代の若い方に発症することが多いので、検診を受けて早期治療が可能です。
子宮頸がん検診はするのに、HPV検査はしないのはなぜですか?
もともとHPV検査は、病気の進行状況をどう判断するかなど、医学的な判断のためのもので、その他の理由から保険適用外となっています。そのため、基本的にはASC-USやCIN1/2がない場合は、検査を行いません。