ちょっと変わった少女
その少女が恋した男の子は
4つも上の男の子
仕事は、何でも屋の
ワケわからん兄ちゃん
体は小さくてチワワみたいな
不思議な男の子でした
沢山お話をしてる間に
その少女は、その男の子を
すきになりました
気持ちを伝えて
結ばれた少女は、
毎日毎日幸せでした
周りの友達からも
少女は幸せそうに見えました
けどそれから2か月
男の子は音信不通
少女は学校にもいかず
ご飯も食べなくなり
男の子からもらった
くまのぬいぐるみを抱いて
ただ、ただ泣き続けました
どんな人と出逢っても
頭のなかで男の子と
比べてしまいました
その男の子を想うと
男の子しか見えなくなり
また泣いてしまいました
少女は我慢できなくなり
何もわからないまま
男の子を捜しはじめました
ちょうど半年後の夜、
--新着メール1件--
男の子からでした
少女は頭が真っ白になりました
そして滲む目を擦りながら
メールを返しました
その日の夜だけで
いなくなったわけ、
いまなにしてるか、
電話で沢山話しました
そして逢う事になりました
半年ぶりの再会
少女は奇跡を
運命を信じました
ビリヤードで負けたら
罰ゲームをかけて
負けてしまった少女
目を閉じて
男の子は言いました
そして頬にキスをしました
少女は泣いてしまいました
自分の気持ちを全部全部
男の子に伝えました
『急にいなくなるなんて
酷いよ。沢山沢山泣いた。
ずっとあなたを想ってた。
あなたが好き。大好き。
初めて奇跡を信じた。』
また一緒になれた
少女と男の子
だけど、それを壊したのは
少女でした
好きすぎて怖い
男の子がいなくなるなら
先にあたしがいなくなる
それから少女は、
男の子に同じ事をしました
だけど、やっぱり
忘れたくても忘れられない
そんな少女はまた半年後に
思いきって男の子に
連絡してみました
なんでいなくなった?
男の子は聞きました
怖くなった
少女は言いました
仕返し?
そんなんじゃない
ただ、あなたのことが
好きで好きすぎて
失うのが怖かったの
幸せが怖かったの
よくわかんないね
ごめんなさい
それから少女と男の子は
友達未満恋人以上の関係
だけどお互いに
それ以上もそれ以下も
望まないし求めない
だってその予防線が
一番傷つかないから
もしかしたら
その予防線があれば
ずっと繋がってられる
そんな気持ちがあるから
一番近いけど
一番遠い存在
そんな男の子の寝顔の隣で
少女は悲しげな笑顔で
ずっと一番愛してる
そう呟いて
男の子の隣で眠りました。


