これは遠い昔のお話です。

Aさん(以下A)「リーチ代走して~」
ホーリー(以下ホ)「はい、ただいま!」

Aさんの椅子に近寄り、
ホ「待ちの確認を致します。はい、大丈夫です。」

Aさんが椅子から立ち上がり一言。
A「ホーリー好きにしていいで。怒らへんしな。」
ホ「は?」

Aさんはそれ以上は何も言わず、ニヤニヤしながらトイレに去って行った。

ホーリーの思考・・・以下( )で表示
(Aさんは何かを期待してニヤニヤしているはずだ。つまり、このリーチ代走には悪戯とかされている可能性がある・・・。あっ!!!)
その思考時間はわずか1秒だった。

捨て牌を急いで確認。
(お~ やっぱりイーワンが捨ててあるぅ!!!)
その確認作業はわずか0.5秒だった。

暫くしてから対面のお客さんがイーワンを切った。

(ほんまに~。毎回捨て牌は確認するけど、下家がすぐ捨たらヤバかったで~。Aさんにもっとニヤニヤされるところやったわ~)

賢明な読者さんはもうお分かりであろう。
そう、Aさんの待ちは一四七待ちなのである。

結果、何巡後かに四をツモり1300-2600をあがる。
お客さんがフリテンだとすぐに気付き、悪戯されたな~とみんなが笑いながら配牌を取っているところにAさんがニヤニヤしながら帰ってきた。

A「ホーリー、フリテン気付いたぁ?」ニヤニヤ
ホ「残念ながらすぐに気付いてしまいました。」
A「ちぇっ、せっかくナイスな悪戯だと思ったのに・・・。」
ホ「もし新人が代走だったらどうしたんですか?」
A「そりゃ、ホーリー以外ならフリテンの説明してからトイレに行くに決まってるじゃん。」

俺限定かよッ!
大学時代の先輩は点数計算は完璧でした。
点数表を教えてもらい、
さらに「何フ×2のハンスウ乗」ってのも教えてもらいました。
僕はすぐに理解できましたけど、
やっぱり点数計算はややこしいですよね。
特に麻雀教室のお姉さま方なんかは・・・。
点数計算は麻雀の問題点の一つにもなっています。
点数計算を覚える気が無い方にも、
なんとか自分で点数を申告できるようにするには・・・。
そうだっ!!!
もっと簡単な点数表を作ろう!
ということで思考錯誤約一週間、
まだ手書きでカッコ悪いですが作ってみました。
①メンゼンかフーロしているか
②ツモかロンか
③メンゼンならピンフがあるか無いか
(チートイツは別扱い)
以上の場合分けで作ったので、
役さえ分かれば点数が出ます。
ピンフなら100パーセント正解で、
ピンフ以外も80パーセント以上正解です。
上記の基本点数ができるまでは、
例外の40フ50フは最初は30フ40フでも
構わないと考えています。
(のちに例外の40フ50フを覚えていく)
この表を使うと、
・10フ間違った点を申告する人がいなくなる。
・点数の申告をする人が多くなる。
・ツモアガリなのに5200点という人がいなくなる。
(5200→1300-2600の考え方もいけないわけではない)
われながら良い仕事したな。
特許でも取ろうかな?
一同「その前にパソコンできっちり作り直せよっ!」
アディオス!