珍しく、旧友が数人集まることになった。
高校からの知り合いたちなのだが、一堂に会することは珍しい。
で、人数が集まったので、昔ながらの遊びをすることに
何かって?
麻雀だ。
私ともう一人は実は雀鬼(ジャンキーかな)と呼ばれるくらい麻雀が好きだった。
暇なときにはフリーで雀荘に出かけることもあった。
最近は御無沙汰しているが、昔取った杵柄・・・
だが、麻雀はそんなに甘くはなかった。
なんていうのか、牌が予想を裏切るのだ。
勘というのか、こうだったよなというのが全然違う方向で手の打ちが動いてしまう。
ただ、別の面でよい点は、これは当たると思っているのが通るのだ。
半荘6回やって、まともに手ができたのはメンタンピンツモ三色ドラ2くらいだった。
まあ、友達もみな歳のせいか、あまり大きな手はなかったが、かつての勢いはいったいどこへ行ったのだろうか。
私はトータルでかろうじて浮きの、プラスだった。
もともと大きな金はかけてはやらないのが身内のギャンブル・・・。
また昔のようにスリリングで、大きく上がるようなことに期待をしての麻雀を打つ日は来るのだろうか。
歳をとって、ハイリスクハイリターンをついつい避けるようになってしまった今の私に、ギャンブルに潜む魔物が何かを語りかけているのかもしれない・・・。