わたしは日ごろ、鏡を見ては「ゴルゴ線が気になるなぁ」、
「やっぱり老けて見えるなぁ」 「なんとかしたいなぁ」と
思っています。自分で、顔のたるみやゴルゴ線のせいで
老けてみえていると自覚しています。
そんなある日のこと、友人宅にお邪魔する機会がありました。
そのお宅につくと、他にもお客さんがいて、小さな子供もおりました。
わたしは、ひどい人見知りなので、食事をしながら当たり障りのない
お話をしておりました。
そうこうしているうちに、大人の中でモジモジしていた5歳くらいの
男の子が、時間の経過とともに慣れてきたらしく、ちょっと調子に
乗り始めたのです。
正直わたしは、子供が好きではないので 軽くめんどくせー、と感じて
おりました。
すると、その男の子が一人の友人に 「ねーねーオネーチャーン」と
すりよっていき、なんだか仲良くお話をしたり、おててを握ったりと
なつき始めたのです。
前述のとおり、わたしは子どもが好きではないので、特にかかわりもなく
過ごしていたところ、あろうことかわたしの主人が、
「ここにもオネーチャンいるよ」と男の子に対して、私を指差したのです。
おいおい、めんどくせーよ。子供嫌いだって知ってんだろうに。と
思ったのもつかの間、その男の子がわたしにこう言ったのです。
「おかあさん」・・・・
え、いやいや、違うよ。あたし、あんたのおかあさんじゃないよ?
あはは、間違っちゃったかな?
頭の中でこの事を整理している最中、もう一度男の子は言いました。
「おかあさん」 ・・・??
そこでまたしても、主人が余計な事を言いだしまして、友人を指差して
「じゃあ、こっちは?」と聞くと 「オネーチャン」・・・・
「じゃあ、こっちは?」とわたしを指差すと、 「おかあさん」・・・
あぁ、そういうことね・・・。友人はお姉さんで、わたしはおばさんてことね。
ふざけるんじゃないよ。友人とわたしは一歳しか変わらないのに
なんなのよ、この状況は。だからガキは嫌いなんだよ!!と
危うく汚い言葉を吐き出しそうになりました。
現実をつきつけられ、でも人前でそれを認めるのも恥ずかしくて、
その場では 「やだー、もー、かんべんしてーー(笑)」 などと
笑ってはみたものの、心の中は大嵐でございました。
にっくきゴルゴ線、にっくき顔のたるみ・・・
見てろよ、ぜったいにいつか「オネーチャン」 と言わせてみせる!



