劇場版
「鬼滅の刃」 無限列車編
見てまいりました!
 

凄く、感動し、見ごたえが
ありましたよ!

 


コロナ禍で
エンタメ業界が
打撃を受ける中、
興行収入歴代1位を記録更新し

社会現象と
なった
「鬼滅の刃」。


ストーリは、
鬼との死闘を描く話で、
ざっくり
 

・時代は、大正時代、
 人を喰う鬼がいる

・人が鬼に襲われると
 鬼になってしまう

・主人公、炭治郎は、
 家族を鬼に惨殺され
 妹、禰豆子は生き残るが
 鬼になってしまう

・禰豆子を人に戻す方法を知る為、
 炭治郎は、鬼退治する集団、

 「鬼殺隊」に入り、
 技を磨き、鬼と死闘を続けながら、
 剣士として、人として成長していく

・鬼をやっつける時の必殺技が、
 水の呼吸 「干天の慈雨」
 (かんてんのじう)
 というような、呼吸がらみの技を使う。
 
・ストーリーの傾向として、登場人物の
 生い立ちを描き、勧善懲悪でなく、
 鬼も鬼なってしまった苦しみ、葛藤を
 描かれることもある

とういう
感じかと。。


でっ、
どうして、
この物語が世代を超え、
多くの人に受け入れたか?


私の考えは、
過去に、人を魅了してきた
映画やドラマの要素が多く
含まれ、さらに仏教的な

要素もあるからだと感じます。


まず
映画やドラマの要素、

①日本昔話要素
桃太郎が鬼退治をする


②スターウォーズ要素
ルークスカイウォーカーが
ジェダイの騎士として成長
しつつ、
アナキンスカイウォーカーが
ダークサイド(鬼)に堕ちて
ダースベーダーになってしまう


③ゾンビ要素
ゾンビに殺された人は
ゾンビになって人を襲う


④金八先生要素
落ちこぼれの不良(鬼)にも
不良になる理由や背景がある


⑤巨人の星要素
思い込んだら試練の道を、、
剣士として、技を習得する為
厳しい訓練にも耐える


⑥ドラゴンボール要素
かめはめ波のような
必殺技の存在



あと、
仏教的な教えは、

諸行無常
(すべてはうつり変わる)

諸法無我
(すべては繋がりの中で変化する)

一切皆苦
(人生は思い通りにならない)



炭治郎は技を磨き続けても
さらに強い鬼が出現し、
仲間を失っていく、、


強くなりたい

けど

強くなったら
また別の苦悩が
発生する。


つまり人は
どう生きても
何かしらの苦痛が
生まれて、

それを克服しても
今度は、別の苦痛が
生まれる。


つまり、
炭治郎の

鬼との闘いに、

我々は日常の
苦悩(鬼)との闘いを
照らし合わせている
のかもしれない。




最近は、
情報過多で
 

エンタメも過去の
美空ひばりのような
老若男女問わず
認知するような

存在が減り、
多様化が進む中、

 

誰も知りうる
エンタメの出現は、

過去から
受け伝えられている
ことを、
今、どう表現するのか、、

 


そこに
ヒットの要因が
あるのかもしれない。