映画っ。

若い頃は、
単館系のマニアック映画
が好きで、


例えば、

夢と現実、時間軸が
複雑に交差し

人の心像、
コンプレックスを
描写するような

デイヴィッド・リンチ監督
マルホランド・ドライブ
のような映画が好き
だったりしたのだが、、


加齢の共に
思考が単純化
してきたのか、
恋愛相手が、
病気等死んでしまう感じの
よくありがちな

「切ない恋物語」

 

が、好きになってきて、

オチが容易に予測できる
のだが、最後に確実に
涙するのであります。。


ここ数年では、

浜辺美波主演の
君の膵臓が食べたい

土屋太鳳主演の
8年越しの花嫁

など、
ありましたが
最も涙腺が崩壊したのが、

綾瀬はるか主演の
「今夜 ロマンス劇場で」


あらすじは、
映画監督を志す健司は
通い詰めた映画館
「ロマンス劇場」で
憧れのヒロインが出演
するモノクロ映画鑑賞中、

そのヒロイン、
美雪が突如、スクリーンから
抜け出し、2人は出会う。

健司は美雪に
現実の世界を案内するうちに
2人は惹かれあっていくも、

美雪は人のぬくもりに
触れると消えてしまうとい
う秘密を抱えていた。

その為、
2人は、お互いに
ふれぬよう配慮しつつ、

そして、
健司が老いて
亡くなる直前に、

美雪は
初めて健司の身体に触れ

そして、健司は亡くなり

美雪は、
現実世界から消えていった。

と、
古き名作映画の
オマージュしつつの
切ないラブストーリー。



で、

男と女は、

出会い、

仲良くなり、

恋仲になり、


ここまでは美しいのだが

こっから先は、

結婚したり、別れたりする。



つまり、
恋仲になるところまでが
恋愛系の映画の花道。


数年前にヒットした
アニメでなく
昭和初期の方の
大ヒット映画

君の名は」は
惹かれあう二人が

「会えそうで会えない」
という事態を
ひたすら繰り返す。


つまり、
想いがある2人が
何かしら事情で
結ばれないパターンは、
古くから人を魅了してきて、

恋愛成就に
至るまでの、
様々なストーリーパターンが
時代に合わせて
いくつも生まれてくる。


つまりは
恋ほど素敵なショーはない、
ってことなのかな。