実存の断片たち -2ページ目

実存の断片たち

痛いのは嫌、寒いのも嫌、苦しいのも嫌、虚しいのも暗いのも辛いのも。でも自分はもっと嫌。だけどこのまま救われないのはもっと嫌。他人には自分を救うことはできない。それは依存となるから。だから自己について考えよう。自分を見つめよう。多くのことを書き留めよう。

武術の魅力に取り憑かれ早3年。
いくら武術の魅力を伝えようとも、誰も分かってはくれない。自分の中の禍々しい心が育つだけだった。いくら頑張っても、結果を出しても、本当に理解してくれた人はいない。それどころか相手の対抗心を煽るだけで互いに何も得られはしなかった。
哲学の魅力を話す時も、同じように、そんなものは使えないとか、実用性がないとか、社会でそんな知識は何の役にも立たないよ(笑)とか。
理解を求めたのがそもそもの間違いだったんだ。
この哲学も、この武術も、自分の中で大切に大切に育てていくんだ。
だから僕は、この孤独を愛しながら、舐めるように愛でるように、この文章のように出力していく。