2015年1月、洗面所。
ハンドソープに戦力外通告を出し、石鹸に切り替える方針とした。
泡で出てくるハンドソープはおしゃれで有能なアイテムだったが、すぐなくなるという欠点が気に入らなかった。
「手ぇ洗うためにいくらかかっとんじゃい」
そう思えるほど、ハンドソープの補充は頻繁だった。
「せや、石鹸に変えてみたらどうじゃろ」
牛乳石鹸、良い石鹸ということわざがあるぐらいだ。
ドラッグストアで容易く(たやすく)見つけた、青い箱で牛のイラスト入りの石鹸を導入した。
「ええやん」
どんなに泡立てまくってもなくなりそうにない脅威の耐久力がそこにはあった。
使い心地はハンドソープを凌いだ。
滑ってすっ飛んだりするが、それも微笑ましかった。
そして半年が経過した。
2015年7月14日、洗面所。
規格外のスタミナを誇った石鹸選手がついに力尽きた。
限界を迎えた石鹸からは、夏の終わりを告げる線香花火のような儚さ(はかなさ)を感じた。
私はそれをゴミ箱へと葬り、「二代目 レモン石鹸」へと引き継いだ。

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