ご冥福をお祈りします。
すっごい久々のブログ。
だから書くのを躊躇していたけど、やはり自分としての記録としても残しておきたかったので書く。
私がお芝居を観るキッカケを与えてくださった、演出家の蜷川幸雄氏が2016年5月12日にお亡くなりになられた。享年80歳であった。
私が蜷川作品に出会ったのは、ちょうど20年前。1996年7月。
今となっては珍しいのかな、ミュージカル「魔女の宅急便」を観に行った。
当時好きだった芸能人が出ていたので観に行ったのだけど、その方が雑誌の取材で蜷川さんの事をよく話していた。
ジブリの「魔女の宅急便」とは設定が全然違ったりと戸惑いながらも面白かったのを覚えている。
「魔女の宅急便」を観に行ったすぐあとくらいにTVで蜷川さんの事をやっていた。
『開演5分で観客を引きつけなきゃ役者じゃない』だっけ。違ったらスミマセン。
蜷川さんの想いまではくみ取れなかったが、私なりに衝撃的な言葉だった。
1999年:パンドラの鐘
2000年:夏の夜の夢、テンペスト、グリークス、近代能楽集 卒塔婆小町/弱法師、NINAGAWA火の鳥
2001年:真情あふるる軽薄さ2001、マクベス
2002年:身毒丸
2003年:ペリクリーズ
2004年:タイタス・アンドロニカス、お気に召すまま、ハムレット
2005年:幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門、近代能楽集 卒塔婆小町/弱法師(追加)
2006年:タイタス・アンドロニカス
2007年:コリオレイナス
2015年:NINAGAWAマクベス、ヴェローナの二紳士
こんな感じだろうか…抜けてそうだが…2001年あたりがだいぶ抜けているかも…
2000年あたりにシェークスピアシリーズを中心に沢山観に行った。引っ越しやらなんやらで劇場が遠く中々観に行けなくなったが、それでもずっと好きな演出家であった。
「パンドラの鐘」中々ショッキングな内容であった。
「グリークス」は3部作で9時間くらい観たっけ。
「近代能楽集」の卒塔婆小町にはかなり引き込まれた。で、この千秋楽の後に火の鳥を観に梯子した。
さいたまスーパーアリーナでの舞台。持ち込み禁止のはずの写真のフラッシュがあちこちで光っていた。肉眼でも小っちゃく見える役者さん。はたして写ったのだろうか?
「真情あふるる軽薄さ2001」は直前に主役が代わったね。参加型のお芝居でもあった。
「マクベス」は血のりがすごくって怖かった。
「身毒丸」は薄暗いセットでこれまたショックな内容だった。
「タイタス・アンドロニカス」は岡本さんと再演の小栗さんの2種類のエアロンを観て、どちらもすごかったな~。(個人的には岡本さんの方が好き)
「幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門」は忘れてはならないね。自分が千秋楽のチケットを取ったことを忘れていて(千秋楽は殆ど観に来ていらっしゃっている)、普通に観に行ったら、中二階(私の座席と同じ階)に蜷川さんがいらした。
以前に、開演前に蜷川さんや出演者の方々がロビーにいる事があったが、その時にお願いできなかったサインをこの時にいただいた。サインペンのような太いペンが無く、ボールペンっていうのが悔しいが、買ったばかりのパンフレットを持って蜷川さんの近くに行き「サインください」とお願いした。
蜷川さんは「こういうのは僕は書かないんだけど」とか言いながらも書いてくださった。本当に嬉しかったな~。
殆どのパンフレットは電子化をして処分してしまったが、このパンフレットは絶対に捨てられない。
「NINAGAWAマクベス」は和風の方。前回は西洋バージョンだった。セットや衣装がすごかった。
「ヴェローナの二紳士」は2016/5/15現在で最後に観たお芝居。ミュージカルとか全部ひっくるめて。
久々の月川さんにほれぼれし、姿は確認できなかったが吉田さんが観に来ており、トークショーあり、会場出たら即席の月川さんのサイン会状態になっており…色々なことがあった。
地元で観たので、これまた良い思い出。
書かなかった作品もあるけど、どれも思い出深い。
観れなかったけどチケットを取った「ハムレット」なんて市村さんと篠原さんの出会いの作品だし、
マクベスで気になった木村雅君が出ていたし、成宮さんも出ていたし。
観にけなかった事をとにかく後悔したね。
本当に蜷川作品を沢山観ることができて光栄でした。
今後は、DVDをコツコツ集めようかなって思っています。(金欠で中々買えなかった…)
沢山の思い出、沢山の感動、書くことの難しい沢山の感情を蜷川作品から頂きました。
酸素チューブを付けていらしたのを見てからは一度ゆっくり休まれてはどうかとも思いましたが、それでも情熱をもって作品を届けてくださっていました。
これからはゆっくり休みながら、天国でも活躍をして頂きたいと思います。
今までありがとうございました。
蜷川幸雄さんのご冥福をお祈りいたします。



