パソコンの入門書を読んでいて、「128MB(メガバイト)以上のメモリが搭載されたパソコンを買ってください」という説明に出会ったとき、このMB(メガバイト)って何だろうと思いませんでしたか。ここでは、このMB(メガバイト)、GB(ギガバイト)、そしてTB(テラバイト)について説明します。(画面下のイラストもご参照ください)

[ バイトの2つの意味 ]
メモリのしくみのページで説明したように、メモリの中には、1バイトの命令やデータが1つのマス目に順序よく記憶されていきます。
このメモリの中に、1バイトのデータが1つのマス目に記憶されるとき、その1マスの大きさも1バイトという表し方をします。したがって、1バイトには2つの意味があり、1つは命令やデータの大きさ、1つはマス目の大きさを表します。このことは、そんなに深く考えることはありません。単に、命令やデータの大きさは1バイトで、それが記憶されるメモリのマス目の大きさも1バイトと思えばいいのです。

[ 単位の繰り上がり ]
1バイトを1BYTEとか1Bと表し、それが1024BYTE集まると1KBになります。そして、1024KB集まると1MBになります。そして、さらに1024MB集まると1GBになります。最後に、1024GB集まると1TBになります。
 ここで、1MBのデータというのは、だいたい本1冊分の文字の数です。そのように考えると、1GBとか1TBのデータ量というのは想像もできないほどの大きさということになります。
したがって、そのようなデータを記憶するメモリの容量(大きさ)も膨大なものになります。最近のパソコンには、256MB以上の容量を持つメモリが搭載されていますが、それがどれだけ多くのデータを記憶できるかわかるでしょう。

1バイトのことを1BYTEとか1Bとか表します。
これが1024B(バイト)集まって1KB(キロバイト)となります。

1キロバイトのことを1KBと表します。
これが1024KB(キロバイト)集まって1MB(メガバイト)となります。

メガバイトのことを1MBと表します。
これが1024MB(メガバイト)集まって1GB(ギガバイト)となります。

1ギガバイトのことを1GBと表します。
これが1024GB(ギガバイト)集まって1TB(テラバイト)となります。

結論としてつぎのように単位が繰り上がっていきます。
・1024B=1KB   ・1024KB=1MB
・1024MB=1GB  ・1024GB=1TB
これは重要なので覚えておいてください。


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私たちが、キーボードやマウスから命令やデータを入力すると、それがCPUを通って、メモリに記憶されます。したがって、このメモリのことを記憶装置といいます。ここでは、このメモリについて説明しましょう。(画面下のイラストもご参照ください)

[ メモリにデータが
 記憶されるしくみ ]
このメモリには、パソコンを起動した後で命令やデータを記憶させるRAM(ラム:Random Access Memory)と、最初から命令やデータが記憶されているROM(ロム:Read Only Memory)があります。
このうち、私たちが普通メモリというのはRAMのことです。つまり、「このパソコンには128MBのメモリが搭載されている」というときは、このRAMを指しています。したがって、これから以降、私がメモリと書いたら、このRAMだと思ってください。ちなみにこのメモリのことをメインメモリということがあります。
さて、私たちが、キーボードから命令やデータを入力すると、それがCPUを通ってメモリに記憶されます。1つ1つの命令やデータは、8つの電気信号で構成され、それが1グループとしてメモリに記憶されます。この8つの電気信号の1つ1つをビットといい、8つのビットをまとめて1バイトといいます。
メモリの内部は、1バイトずつ記憶されるように、マス目に区分けされており、CPUは、その1つ1つのマス目に順序よく記憶させていきます。
皆さんは、全角文字と半角文字の違いを知っていますか。全角文字というのは、普通のひらがな、カタカナ、漢字のことです。今、皆さんが読んでいる、この本の文字は全角文字です。
これに対して、幅が半分の文字を半角文字といいます。たとえば、全角文字が「あいうえお」だとすれば、半角文字は「アイウエオ」です。
メモリの1マスには、半角文字にして1文字が記憶されます。そして、全角文字を入力すると、自動的に2マスの領域に記憶されます。したがって、半角文字1文字は1バイトで、全角文字1文字は2バイトの大きさになります。

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CPUの話をするとき、このCPUは32ビットとか、64ビットとかいいます。ソニーがプレイステーションを開発したとき、64ビットのCPUを使うという話題がでました。このとき64ビットって、きっと高速なんだろうと思ったことでしょう。ここでは、そんなCPUとビット数の話をします。
(画面下のイラストもご参照ください)

[ ビットとバイトの話 ]
あなたが、パソコンに命令をすると、それがCPUを通って、一旦メモリに記憶されます。また、あなたがパソコンにデータを入力すると、このデータもメモリに記憶されます。ここでは、さしあたって命令とデータを、まとめてデータということにします。
このデータは、8個の電気信号がひとまとまりになって、メモリに記憶されます。この8個の電気信号の1つ1つのことをビットといい、8個のビット、つまり8ビットをまとめて1バイトといいます。

[ 32ビットCPUと64ビットCPU ]
さて、このようにして記憶されたデータを、CPUが取り出して処理するとき、メモリから8ビットずつ取り出して処理するものを8ビットCPUといいます。そして、16ビットずつ取り出して処理するものを16ビットCPUといいます。
 いうまでもなく、CPUが一度に取り出して処理するビット数が多ければ多いほど、それだけ高速に処理することができます。
 このCPUは、8ビットCPU→16ビットCPU→32ビットCPU→64ビットCPUへと発展しており、インテル社のPentium4は32ビットCPU、Itanium(アイテニアム)は64ビットCPUとなっています。
なお、32ビットCPUを搭載しているパソコンを32ビットパソコンといい、64ビットCPUを搭載しているパソコンを64ビットパソコンといいます。時代の流れは64ビットパソコンへと進んでいます。

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