大工さんと造るアッキー家

大工さんと造るアッキー家

この度アッキー家を建てることにしました。
その道のりを記録していきたいと思います。

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ご無沙汰しておりました。

台風が去った後からまた夏日が続きましたね。

アパートは風通りが悪いため、地獄のように暑く現在もクーラー全開状態。

早く涼しくなって欲しいものです。

さてさて我が家計画も終盤を迎えております。

内部造作もほぼ出来上がりました。


大工さんと造るアッキー家
キッチンも入りました。

ショコラ色か明るいオフホワイトがで悩んでいたが、やはり床の色合いを考えてオフホワイトにして柔らかい感じになってよかったと思う。

ずっと色に悩んでいたキキも「この色にしてよかった。台所が明るくなって良い感じ♪」と大喜びだ。


大工さんと造るアッキー家 ダイニングからみたキッチン。奥は4帖のパントリー。



外壁も完成して家らしくなった。


大工さんと造るアッキー家
自分が一押しでわがまま通して選んだ玄関の石調のサイディングは、近くでみるといい感じになっていた。

ただ遠目から見ると普通に白でも良かったかも??

いや、いい感じになった!!とちょっと葛藤。

大工さんには最初「カビが生えたみたいな色やな・・・」と言われたが、そんなことはない!!と思ってる。

キキはベランダが自分の思い通りに仕上がったのでそれだけですべてOK!と喜んでいる。

確かにべランダはいい感じになっているし、俺も気に入っている。

この後は壁紙屋さんがクロスを貼ってくれて、トイレなどの設備を入れて、各部屋の扉をつけて部屋のクリーニングが終われば『完成』のよう。

6月頭に着工して100日ちょっと。

とうとう完成が目前に迫ってきました。

数日前に大工さんから「もう後2日もしたら大工工事は終わりになるから」と聞き、なんだか嬉しいような寂しいような不思議な感覚になりました。

今年は特に6月から9月までずっと蒸し暑かったり、猛暑だったり、残暑が長引いたりと大工さんにはホント辛い仕事になったんじゃないだろうか。

造作最後の日、ささやかながらではあるが、この3ヶ月間暑い中にも関わらず、ずっと黙々と仕事をしてくださったお礼にと、ビール1本と日本酒1升の差し入れを持っていきました。

この暑さの中、いつも二人で大工工事をしてくださっていた一人、富井さんは「今日でこちらのお家の大工はお暇させていただきます。ありがとうございました」と逆にお礼を言われてしまった。

こちらのほうこそ、本当にありがとうございました。

そして後の仕上げまでは棟梁の樋口さんがしてくれるそう。

壁紙業者さんが作業してる間はお休みかと思い「まずは一休みしてくださいね」という意味も込めて差し入れをしました。

でも樋口さんはこのお休み中に次の家の建前をしたりと超多忙。

我が家の後にも数件抱えてることを聞いてはいたけれど、本当にお休みする間ないですね・・・

家を建てることなんてそうあることではないのだけど、この樋口さんは木の良さが伝わる本当に良い家を建ててくれる。

それは自分たちが家を建て始めてから他のメーカーで建てている家を見たりして実感している。

他の家は柱がびっくりするほど細くてその分細い柱が所狭しと配置されているのを見たり、梁も細かったりして(ちゃんとそれで構造計算されてて大丈夫ではあるのだろうけれど)ちょっと不安になったりもした。

我が家は土台から管柱通し柱すべて4寸總檜だからだろうか? 柱の数はそんなにたくさん要することはなかったのですから。

見えるところはもちろん、見えないところだからこそきちんとしてくれている部分もたくさん見えた。

本当の職人さんってこういう人達なのかな、って思うことも多々。

でも樋口さんは一人大工さんだから「営業マンの口には絶対勝てないからね~(仕事を取ってくるというのができない)」と苦笑いしてた。

そうだよな、大工さんだもん、口だけのHM営業さんには最初の段階では勝てないわな。

けれど、こうして樋口さんにたくさん仕事が入ってくるのは建てた方からの口こみがあって、皆が樋口さんのところで建ててよかったからずっと伝わっていくんだよな。

キキも「私の実家が建てかえるときは家族に樋口さんを勧めます!」って言ってた。

おいおい、キキ実家は三重県ちゃうやん・・・

でもそれだけキキはこの家を樋口さんに建ててもらって満足しているようだ。

それは俺もそうだ。

家完成まであと少し。

楽しみもあと少しだ。

こんばんわ。

9月に入ったというのに、一向に涼しくならない今年の秋。

先日台風が通過して、やっと夜がクーラー無しで寝れるようになったけど、夕方からは未だ部屋は暑くクーラーが欠かせないほどです。



前回階段が造作されていて、その後綺麗に階段が仕上がっていました。
大工さんと造るアッキー家 大工さんと造るアッキー家

玄関からみた階段。                 階段の色はこんな感じになっていました。

階段は14段。とても上りやすい! やっと楽に登れることに嬉しさ倍増。



そしてダイニングとキッチンにお願いしていた天井の羽目板。 我が家の天井は杉の木だそうです。
大工さんと造るアッキー家 リビングからみた天井(奥がダイニング)

ずっと上向きの姿勢でするので「かなり辛い」と大工さん。

それなのにリビングにもこの羽目板を張ってくださった。

21帖分の天井をするのは大変だったと思います。感謝×2である。


大工さんと造るアッキー家
腰板も相談はしてなかったけど、この杉の木で統一されていました。

(床が桜の木なので色合いがどうなるかはピンとこないけど・・・合うのかなぁ?)



それからキッチン。

完成見学に行ったときにお願いしておいたキッチンカウンター


大工さんと造るアッキー家
これも1枚板で作ってくれてます!(見難いかも知れませんが、真ん中の木目のやつがカウンターになる予定)

思ったよりでっかくてびっくり!!



大工さんと造るアッキー家 そしてそれがキッチンの上へオン!おお、良い感じ♪

大工さんと造るアッキー家 全体に見るとこんな感じ。


ん?・・・・・・・・・・・何気にキッチン高くないか?!チビのキキが使うのに高さは大丈夫か?

(手元が見えないからいいっしょ!との事だが・・・ダイニングから見たらお前、顔しか見えてへんぞ・・・)

キッチンの高さを背の低いキキに合わせたら本来82cmがベストなのに足元スライドを大きくしたい、とのことで85cmにした分さらに高くなるわな。 たがが3cm、されど3cm。



サイディングも始まりました!

なんと業者の親方さんが熱中症で体調不良起こしていたそうで、我が家の前に仕事を入れているマンションのサイディングが遅れてしまい、今になったそう。

いやいや、うちはいいんですよ。期限決まってないっすから。

それよりお体大事にして仕事してください。


我が家のサイディングはオーソドックスに白を基調としたもの。

ちなみにサイディングは「ニチハのモエンサイディング16mm」を使用。

我侭を言って、玄関周りだけ18mmのサイディングを使用してもらうことにした。

16mmと18mmではたった2mmでも段差ができることがあるのだそう。

それを承知で俺も気に入った柄を選んだので後悔はない・・・・・・はず。


大工さんと造るアッキー家 角っこをしてくれています。結構細かい仕事です。
暑い最中外でサイディングを張っていくのは地獄のようだろうな。

だが、段々と家の外観が出来上がるのは楽しみ♪


大工さんと造るアッキー家 ちゃんとりょうの出入り口も用意してあります。
サイディングの模様にかなり時間を費やして悩んだアッキー夫婦。

この柄にしてよかった、と思えるものだったので嬉しい限り。


大工さんと造るアッキー家 2階の寝室だけ凹みがあるので、そこだけチャコールを搭載。

写真では分かり難いかもしれないけど、全体でみたらまた違う印象になってるかも。

キキが婆ちゃんとお出かけする度に建築中の我が家へ見学に連れて行ってるようだ。

中にはまだ入れない状態(機材が多く、車椅子が通れる場所がないため)なんだけど、少しでも沢山見せてやりたいと思ってる。

婆ちゃんの部屋だけ未だ手付かずなんだけどね。

内部造作が終わったら絶対家の中に入ってもらって実感してもらいたい。



後数日もすれば外観は出来上がるだろう。

悩みに悩んだ外観、良い感じになってくれてるといいな。


まだまだ暑い日が続くけれど、大工さん方・サイディング屋さん、宜しくおねがいしまっす!!!



残暑見舞い申し上げます(ってか未だに酷暑ですが)


ご無沙汰しておりました。

あれから着々と家の造作は進んでいます。



サイディングですが、お盆前ギリギリに依頼したのですが、未だ届いてないそうです。

ええ、ええ、もっと早く決定していたらよかったのですが、アッキーのこだわりがあったんだけど「その寸法じゃあ壁の隙間ができちゃうよ」というお言葉を頂き、悩みに悩んだ末ギリギリになってしまったわけで・・・。

自分が悪いので工期が遅くなっても業者さんへ文句を言うことはございません。



さて着々と進む我が家ですが、8月2日にユニットバスが入りました!

俺は仕事上、勤務後は会社で風呂を入ってからしか帰ることができない。

ということは家で風呂を使うのは休暇日以外はない。

したがって我が家でお風呂を使うのは今の所キキ一人。


だが、俺はキキの希望とする清潔感あふれる白基調の風呂は避けたかった。

で、なんだかんだキキを説得して?俺好みの落ち着いたグレーの浴槽&グレーのパネルになった。


大工さんと造るアッキー家-風呂
ん~~~~♪やっはちょっと高級感があっていいねぇ。


水周りの機器は全部キキ希望の 『タカラスタンダード』 でまとめた。

デザインや色などはINAXやTOTO、クリナップなどのお洒落なメーカーよりも少ないが、キキが気に入ってるのは何と言っても 「お手入れがしやすい」 という点。

ホーローの強みを活かして簡単に汚れが落とせることがポイントとなったようだ。

ま、キキがお手入れするんだから、反対する理由もないしね。



そして!!玄関の上がり框!!

さすが大工さん。 1本木で作ってくれました!!

4寸柱が細く見えるほどの貫禄ある框に感動!!

色合いもよく、艶塗りも4回してくれたそうでピカピカ。


大工さんと造るアッキー家-框 大工さんと造るアッキー家-框2

見よ、この框を! 裏側(右)も見れなくなるので写真を撮っておかないと。



そして天井もほぼ石膏ボードで埋められてしまった。

立派な太い梁もほとんど見えなくなってしまい少し寂しい感じもした。

大工さんと造るアッキー家-祭幣

祭幣束も屋根裏に奉ってもらった。 次にこれを見るのはこの家を解体するときまでお預け。



そして床。

キキが最初から 「床板は桜の無垢板がいい」 と熱望。(2階はこだわり無く普通の合板) 

柔らかい色合いの桜の木、全体に敷かれたときのあまりの綺麗さにまたしても感動!

最初はLDKのみの予定だったが、大工さんの計らいで1階は全部この無垢板に。(感謝!!)
大工さんと造るアッキー家-床
すぐに養生されてしまったので、お目見えするのは家が完成してから。 今から楽しみです♪

大工さんは

 「1階は水周りが多いので湿気がこもる。 合板では後に床板が弱ってたわみの原因になる。 

  無垢板は反りの心配もあるが、ちゃんとカラ拭きすれば大丈夫だし、1階は湿気のためにも全部無垢板を

  貼ったほうがいいんや。 傷が付いても表面削ってもそのままやしな。」 と。

そして

 「家が完成したら是非そのままで床に座って欲しい。合板にはない暖かみがあるから!」と大工さん絶賛。

しかし

 「でも無垢は1枚ずつ貼らなあかんし、手間かかる。 ついでに値段も2~3倍するしな」 とも。


キキのわがままを聞いてくださって本当にありがとうございます!!




今日覗いたら階段が出来上がっていた。

やっとあの恐怖の直角はしごに登らなくて済むと思うと嬉しい。


大工さんと造るアッキー家-階段
少し暗いですが、階段の裏側。  こんな風に階段ができるんですね。

これも見れなくなるんだよな~。

(我が家は階段下はトイレと狭いほうは外部からの物入れになります)

今のうちにこの先見れなくなる部分は目いっぱい写真に残しておこうと思う。



日に日に家の中の造作で家らしくなってきてることに日々感動の俺。

大工さんから 「これからもっともっと家らしくなるよ~」 とのこと。

猛暑が続くこの夏に文句一つ言わずに黙々と働いてくれてる大工さんに感謝しきれないです。

普段は会えなくてお礼もいえてないけれど・・・ありがとうございます!!