うつ病は運動で予防しろ！

皆さんこんにちは、きつねです。

人間誰しもが落ち込んだり、自分の価値を低く見積もりすぎてしまうことがあります。

基本的にはその精神状態からは回復するのですが、劣悪な環境が続いたり、運悪くおちこむことが重なってしまった場合には精神がなかなか元通りにならないことだってありますよね。

この時一番怖いのはうつ病です。

うつ病は、ストレス社会である現代においてどんどん増えてきている精神疾患。

一度かかるとなかなか完治しない上に、今後の人生を狂わせてしまう危険性が高い病気という印象を持ってください。

さらに厄介なところが誰にだってかかる可能性があるし、環境の変化なんかで今まで幸せでもなる可能性があるという点。

かかるとこわいうつ病ですが、いろいろな予防策はあります。

今日は、そんなうつ病にならないための予防策として、運動でうつ病を予防する方法について知っていきましょう。

目次
・うつ病って何？
・うつ病の症状を知ろう
・あなたのストレスは大丈夫？【ストレスチェック】
・運動してうつ病を予防しよう
・うつ病に効果的なのはウォーキング！
・運動は頭もよくする
・まとめ

うつ病って何？

うつ病は、主にストレスによっておこりますが、そのリスクは個人のストレス耐性に大きく依存します。

つまり、同じだけのストレスを受けても、うつ病になる人ならない人が分かれるのです。

では、うつ病の原因となるストレスとは何なのでしょうか。

うつ病にかかる大きな要因として

・慢性的なストレスにさらされ続ける

・大きな行事や、ライフイベントが起こる

ことが挙げられます。

慢性的なストレスは、職場や友達関係なんかでよくおこることですね。

ずっとストレスにさらされ続けることで、体内の抗ストレス物質がずっと出続けて、感情を司る海馬や辺縁系を破壊してしまいます。

その結果、何にも意欲がわかなかったり、感情がなくなるような症状が見られます。

ライフイベントは、会社でいう昇給や昇格、学校でいう入学式などの大きな行事です。

特に仕事関係の鬱はとても増加しており、立場が変わることによる責任の増加や評価の目の厳しさなどが原因です。

このように、うつ病はいつ誰がなるかわからない病気であるということをわかっていただけたかと思います。

それでは次は、どんな症状があるのかを見ていきましょう。

うつ病の症状を知ろう

うつ病の症状は以下の通りです。

・感情の変化

　（気分が重たい、不安、自殺願望、感情の起伏など）

・欲求の変化

　（意欲が減る、疲れやすくなるなど）

・思考の異常

　（頭の回転が鈍くなる：思考制止、マイナスな妄想の出現）

・体の異常

　（体のだるさ、食欲の減少、睡眠障害など）

この中で一番深刻なのが自殺願望で、何かのきっかけにつけて自殺をしようとしてしまいます。

うつ病初期よりむしろすこし回復した時期に起こるので、油断が禁物です。（初期は自殺への意欲もわかないため）

あなたのストレス度は大丈夫？

労働安全衛生法という法律の改正でストレスチェックが義務化されましたね。

でも会社じゃあなんだか気を使ってしまう人や、新人でまだストレスチェックをしていない人向けに厚生労働省のストレスチェックを載せておきます。👇

https://kokoro.mhlw.go.jp/check/

逆に、ストレスチェックを導入する側の管理職や、ストレスチェックについて興味がある人はこちらの本で勉強して、制度について先を行きましょう。

ストレスチェック制度導入と実施後の実務がわかる本

Amazon（アマゾン）

951〜7,009円

この本は、ストレスチェックのことについて初心者向けにわかりやすく書いてありますから、とりあえずどんなものか理解しときたい人向けです。

これからは先ほど言ったようにストレス社会ですから、その社会の中での生き方を学ぶためにも制度の勉強は欠かせませんね。

この診断で自分のストレスの質と、リスクを学んだうえで、運動で鬱を予防する方法に行きましょう。

運動してうつ病を予防しよう

では、鬱と運動っていったいどんなところに関係があるんでしょうか？

あまり関係がないように思えますが、実はうつ病を防ぐ有効な手段となりえるのです。

昔からうつ病と運動に関しては様々な研究が行われてきました。

その結果から、運動をすることで脳の海馬付近の神経細胞が新しく作られることがわかりました。

つまり、ストレスに対抗する物質によって減ってしまった感情を司る神経を、運動が補ってくれるのです。

一般的に、ストレス自体は細胞を新しく作る働きを抑制するのですが、なぜか運動でかかるストレスだけは細胞を新しく作ることがわかっています。

また、運動をすることによって疲れて、夜しっかり眠ることが出来るようになります。

睡眠をとらない人はうつ病になるリスクが非常に高くなるので、運動をして睡眠をとることは非常に重要なことなんです。

効果的な運動はウォーキング！

これは、研究によって様々な意見がありますが、現在もっともよいとされているのは

一週間に120分以上、一日20分以上のウォーキング

であるとされています。

この研究はカナダで行われたのですが、一週間に120分以上ウォーキングをする人は運土をしない人に比べてうつ病になる可能性が６０％も減少したという報告があります。

また、同じくカナダで、1日に二十分以上ウォーキングを行った人は行っていない人と比べて１７％うつ病になる可能性が減少したという報告があります。

水泳をすることによってもセロトニンという幸福感を感じるホルモンが分泌されて、うつ病による不安感が減少することもわかっています。

このように、毎日運動をすることで、うつ病になりにくくなることが医学的に証明されているのです。

運動は頭もよくする

実は、運動によっておこる脳の変化はうつ病になりにくくなるだけじゃないって知ってました？

運動をすることで、ワーキングメモリなどに関係する前頭前野の働きが上がることがわかっています。

運動前野について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください👇

仕事の効率を左右するワーキングメモリの役割

また、先ほど運動によって細胞が作られるといった海馬は記憶を司っています。

そのため、運動をすることによって記憶力が向上するということも研究によって判明しています。

やったらめったら記憶力だけいい運動部とかたまにいますが、これの恩恵なのかもしれませんね（笑）

まとめ

いかがだったでしょうか。

うつ病は本当に誰にでもなりうる病気です。

でも、環境はどうしても変えられないことはあります。

だからこそ、自分でうつ病になりにくい習慣を作っていくことが大事なんです。

ですが、それでもなる時はなってしまうので、自分の限界を感じたらすぐに相談するかにげだしてでも環境を変えてください。

一番大事なのは会社でも友人関係でもなく、あなた自身の存在ですから。

今回はここで終わります。

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【うつ病は運動で予防しろ！】うつ病の症状と運動で防ぐ方法を解説！