評価 良作アニメ
得点 66点
原作は週刊少年ジャンプにて連載されている漫画。かつて伝説の殺し屋と恐れられていた男、坂本太郎が、平穏な生活と愛する家族を守るために迫り来る刺客達に立ち向かうという話。
評価点はこのようなところ。
結婚を機に殺し屋を引退し、現在では激太りして外見も変わって小さな個人商店を営む坂本だが、実力は衰えておらず今も大事なものを守るために戦うという基本的なシナリオ路線は良く、単純明快で引き込まれやすい。坂本たちの日常的なやりとりを描くギャグシーン、激しい戦闘を繰り広げるバトルシーンのメリハリの良さがきちんと効いており、特にバトルシーンは躍動感と緊張感を感じられる見どころの多いものとなっている。
キャラクターがとても魅力的。妻との約束で不殺を貫きながらも健在な殺し屋現役時代の実力で圧倒する坂本が見せる格好良さ、坂本や彼を取り巻くキャラの掘り下げ、殺連直属の特務機関ORDERのメンバーの面々など、キャラ描写の濃さやバトルでの見せ場も魅力となっている。
不満点はこのようなところ。
先程評価点にバトルシーンを挙げたが、あくまでアニメとしてはという意味で、原作のバトルシーンと比較すると描き込みの簡略化やアクションの迫力がややチープ気味に見えてしまい、見劣りするものとなっている。どこぞのチェンソーマンのように演出手法そのものが改悪されたというほどでは無いが、2クール目では改善されたとはいえ原作の絵の描き込みの凄さとアニメ版の物足りなさがどうしても悪目立ちしてしまうのが残念。
戦闘シーンや作画の簡略化で原作の魅力を損ねている部分はあるが、コメディやアウトロー要素を強く押し出した魅力を武器にした良作。アクション好きにおすすめする。
