こんにちは、調査員の富良管 輝雄です。
みなさんは「アメアメ」と呼ばれる怪異をご存知でしょうか。
魎嶌縣の北酉部に位置する武録村に伝わる伝承に登場する一種の妖怪です。
気に入った人間に取り憑き、自分を認識させることで増えていくという特性を持っています。
メュニェカ共和国のズェーベグァという伝承にも似たような神性が登場しますね。
今回はこのアメアメについて調査していきます。
もちろん身一つで行くわけにはいかないので友人がギョショディリャートで買ってきた御守りのルュカ゜マ゛を持って行きました。

 

▼魎嶌縣の禹爾国際空港に到着すると、異様な雰囲気が漂っていました。

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禹爾国際空港を出て数時間、ついに武録村に到着しました。

ここから更に歩いてアメアメが居るとされる森の奥にある湿地帯へと向かいます。

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みつけた

森の中を歩いていると、日が暮れてきました。

ちょうどいい感じの開けた場所を見つけたのでテントを張りました。

みつけたみつけたみつけた

アメアメが近くにいる気がする。

声がどこからか聞こえる。

われをふやせ、われをみろ

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ルュカ゜マ゛が突然燃えました。

ここは危険だ、この先にあるアメアメが棲む池、地元では「アメの風呂」もしくは「アメ風呂」と呼ばれる小さな池へ行くのは良くないと本能が告げている。

誰もこの先に行ってはいけない、アメアメを解き放ってはいけない。

このブログも危険だ、誰かがこれを読んでアメアメに興味を持ってはいけない。

こんなブログ閉鎖してやる! 閉鎖だ閉鎖!

 
ネャルュトィアがメヴテニォになった際の対処法。
1.キェシラを起動する。
2.ミヴrマビォ値を⁂∋×°に設定する。
3.ウ゜
4.ブログを閉鎖する。

こんにちは、みなさんはブラツ・クキギョー帝国をご存知でしょうか。

この国ではあまり有名ではない国かもしれませんが、かのブラツ国の元首、ビザーン総統はブラツ国を腐らせる最悪の元首でした。

そんなビザーンが極東から招き入れた桂(ケイ)老師と呼ばれる軍略家の下に潜入していた我が弟、チョーダリー・カイシャヤメ・タイナーが先日死亡しました。

過酷な労働環境に耐えきれず過労で倒れてそのまま息を引き取ったそうです。

申し遅れました。 私はテイジターイシャン革命連合軍総指揮官を務めておりますハーネミー・カエリ・タイナーという者です。

遥か遠くの異国ディレドェヌミで活躍した英雄ヴェイメレの名で届いたアクセスコードにこちらのアドレスが載っていたのでここに我々の戦いの記録を残すことにしました。

サー・ビザーンと桂老師の暴虐を許してはおけません、今こそブラツ国の平和を我々で取り戻す時です。

まずは手始めに、このブログが残ったままでは我々のアジトの位置がバレてしまうかもしれません。

そうです、まずはこのブログを閉鎖するべきなのです。

こんなブログ閉鎖してやる! 閉鎖だ閉鎖!

 

あれからウェリャイエン年、俺は無事にギョショディリャートから帰ってきた。

いや、逃げてきたと言った方が正しいのかもしれない。

悪の帝王ネャリベィーリの卑劣な罠に掛かった俺はフィデャートを取り上げられ、人生の全てだったベヒリョンニッティスから手を引くことになった。

偶然「ミツ」の窓が開かれているのを発見した俺はテャーディー神の導きとばかりに窓へと飛び込んだ。

辿り着いたのは懐かしき地球、こっちの時間でいうと約3年が過ぎていた。

地球歴2020年、ギョショディリャート歴に直すとルベイン年、戻ることが無いだろうと思っていたこの世界で俺は懐かしき名が刻まれた墓標を見つけた。

S藤T雄、お前も別の世界に行っていたんだな……

ディレドェヌミの戦争の話は聞いていたがお前があの英雄ヴェイメレだったとは……

ここに眠るS藤のために、俺はこのブログを向こうの世界に送り届けようと思う。

そのためにはまずこのブログが「死んだ」ことにならなければいけない。

つまり何をするか、このブログは閉鎖だ! 閉鎖だ閉鎖!

 

このブログが閉鎖されてから数ヶ月、あれこれあって俺はあの伝説の競技「ベヒリョンニッティス」の世界チャンピオンになっていた。

初めて買ったフィデャートを握りしめコートに呆然と立ち尽くす俺はもう居ないのだ。

ベヒリョンニッティスを極めた俺はその競技の素晴らしい世界にのめり込み、ついに異界の扉を開いてしまう。

これから俺が戻ってることももう無いだろう。

ベヒリョンニッティスを極めし者のみが辿り着く世界、ギョショディリャートに行って帰って来た者は居ないのだ。

ということは運営主が居なくなったこのブログはどうすればいいのか?

もちろ、答えは1つだ。

 

こんなブログ閉鎖してやる!閉鎖だ閉鎖!!!!