こんにちは、リョータです。さて今回は「２次試験へ向けて」です。

　前回お話した通り１次試験に合格した私は早速２次試験へ向けて動き出すのです。ただ、１次試験合格発表から２次試験まで大体２ヶ月足らず。しかも噂ではなかなか難易度の高い試験となっているらしい。どちらにしろどんな試験か把握しないことには対策しようがないのでまたもや大きな本屋へ行きました。それによると２次試験の概要は・・

２次試験は筆記試験と口述試験（面接）がある。
合格率は２次試験受験者数の約20％
ケーススタディ的な事例が４問
それぞれ100点満点で足切り40点、総点数の60％以上
試験時間は朝から夕方まで。１科目80分

　ということですがこれでもピンときません。なので実際の問題を読んでみました。読んでみると、１つの仮想の企業のことが載っていて、その企業の強みと弱みや、外部環境についてや、組織の問題点などその企業が抱えている問題点らしきものなどが示されています。そして課題点を抽出して１つ１つ改善策などについて聞かれるのです。要は「もしあなたが中小企業診断士ならその企業にどういった改善策、アドバイスをしますか？」ということを聞かれているのです。

　読んだとき、まず思ったのが「これ、もしかしたら自分に有利じゃないか？」的なことです。なぜなら私自身ついこの前まで小さいながらも１つの店を経営していたのだから。なので財務の問題以外ははっきりとした正解が存在しないのだから筋さえ通っていれば正解になるんじゃないの？ということです。（財務の問題は計算の方法が存在するので、つまり正解は１つなのです（基本的には））

　まあでもとにかくネットで経験者の声が載っているのでそれによるととにかく過去問だ！となっていることもあり、私も過去問に集中してやってみようと思ったのです（むしろ過去問以外にやりようがなかったのもありますが）。

　ちなみに私が選択した過去問本は以下の通り。

　いかがでしょうか。たった２ヶ月弱しかないというのにこれだけの量できるわけ？と思いながら買って安心するんでしょうね。でも確かにTBCシリーズもふぞろいシリーズもとても解説がわかりやすかったです。また、ここには載せませんでしたがTACの財務特訓のテキストは非常にわかりやすかったです。それぞれで模範解答の内容は大きく違っていることもあるのですが、言わんとすることはなんとなくわかる気がしました。まあ、わかる「気がした」レベルではダメなんだということはこの時点ではわかりません。２ヶ月足らずの間、とにかく上記の解説を読みまくっていました。そしていよいよ２次試験の日を迎えるのですが、それはまた後日・・ではでは

　

2次試験へ向けて