准看護学校時代のお話。
私はTさんという30代半ばの子持ちの主婦と同じグループでした。
Tさんはかなりの天然系キャラ けど、成績は学年でトップクラスでした。
准看護学校時代の実習は月～水の3日間のみ。
なので外科実習でオペがなかなか見学できなかったんです。
ところが実習初日に決まったＴさんの受け持ち患者さんはその日がオペ！
と言う訳で昼からさっそくオペ室に入って見学することになったんです。
残りのグループメンバーはオペ室に入っているＴさんの無事を祈りつつ先に帰路へ。
そして次の日・・・
「Tさん オペどうだった？」
「それがさぁ～ 聞いてよぉ～ すっごいヘマしちゃってさぁ～
恥ずかしくて先生（ドクター）とか、オペ室のナースには会えないわぁぁ～ (T▽T)アハハ!」
はて 一体何があったんでしょう。。。
いきなりオペ室に入ることになったＴさん
教員にオペ室のロッカーまで連れて行かれ
「これを着て！ さぁ 早く あとは指導者さん（病院のナース）に任せてあるから
終わったらちゃんと報告して帰るのよ！じゃあね」
と言われひとり放置されたそうです。
学生用
と書かれたロッカーに緑色の予防衣（いわゆるかっぽうぎみたいなヤツ）が1枚
それと、緑の上着とズボンに分れたものが1組
「はて どっちを着るのだろう・・・」
と迷ったTさん
そして着替え終わり オペ室へ・・・
ナースやドクターがTさんを凝視しています・・・。
「ええ～っとあ～っとぉ・・・」
と、Tさんより明らかに年下の指導者ナースが何か言いずらそうにしていたそうです。
そこで執刀医が冷静にひとこと
「学生さん それは前後逆じゃないのかなっ？」
!？！？！？！？！？！？！？！？！？
何をどう着ていいのかわからなかったＴさんは
「オペ室ってみんな薄着よねぇ・・・」
と、まず実習衣をぬぎぬぎ・・・
「オペ室ナースってワンピースって感じよねぇ」
と、予防衣を身にまとい・・・
「いけない！急がなきゃ どきどきしちゃうぅぅ～」
と思ったTさんは予防衣を前後逆に着用・・・。
首元と腰あたりの結び目以外は
パッカリと開いており、スリップが丸見え状態 そして膝上丈のセクシースタイル・・・。
Tさんが呆然としていると指導者に腕を引っ張られ 再度ロッカーへと連れ戻されたそうです。
本来は実習衣の上に予防衣を着ればよかったようです。
みなさんも緊張する場面では慌てず深呼吸ですよ
スウ～(-。-)ハァ～(-０-)深呼吸
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