気づいたら、2月にアップしたブログをすべて消し去ってしまいました、魔女JOAです。
最近は、OL JOAとして、日々忙しくしているので、あまり自分のネタがありません。
ネタがない。
日々の生活に追われている人生なんて、つまらない。
かといって、刺激を求める毎日を送るような、時間の余裕もあまりない。
そう思ってたら、ネタは突然海の向こうからやってくるのですね。
「今度の5月に日本にいくよ -:) ○○日から○○日まで東京、そのあと香港なんだ。都合つくかな?」
あら
7年ほど前に 東京で知り合った カナダ人Mからのメールだった。
年に1度か2度、東京に仕事でやってくるM。
生涯独身主義、と宣言してたM。
遠距離恋愛をしよう、だなんて、魔女は思っておりません。
東京に来た時の快適な「デェト」友達、という感覚でしかない。今では。
いわゆる都合がいいオカマ
初めて東京で出会った時は、そりゃ、未来の可能性を意識してたことは事実。
Mはその時 4-5泊してたと記憶してるが、そのほとんどを一緒にディナーをし、お酒を飲み、
一緒に寝て、朝別々の会社に向かう、という1週間だった。
いやな相手だったら、毎日会わないでしょ?
だから、彼が東京を離れる時、また会えたらいいな、って期待してたの。
そんなもんだから、彼と何度もメールを取り合って、Mのフロリダの別荘でゆっくり過ごす?って
聞かれたとき、とっても感激したのを覚えてる。
フロリダへの未知なるあこがれと、Mという優しい男性と一緒にいる心地よさと。
最高に幸せな年末年始が過ごせるに違いない、って思った。
だから、マイアミ国際空港に彼よりも1日早く到着して、ロスに仕事で滞在してるMに電話をしても
全く繋がらない、という状況が理解できなかった。
会う当日になっても、まったく電話が通じない。
メールも一切届かない。
でも、自分の置かれている状況が一切理解できない。
なぜ、連絡が取れないのか、が理解できない。
確かに、仕事が忙しくて、年末の予定もぎりぎりまではっきりしないMに
JOAは業を煮やして急かしたことはあっても、
Mは約束したのだ。28日はフロリダに着くよ、と。
でも、手元にあるのは、彼の携帯電話の番号とメールアドレスだけ。
年末年始の混雑で賑わう、マイアミはサウスビーチ沿いのカフェで 何事も理解できずにたそがれていた。
日本の友達にも、酔った勢いで「何のためにマイアミに来てるんだろうか?」って泣きながら電話してた。
はっきりと悟ったことは、
「ひとは簡単に信用できる動物ではない」
その8ヶ月後に、彼から突然メールが届いたときには、もっとびっくりした。
フロリダの件、本当に、本当にごめんなさい。
重大な病気にかかって、数か月元に戻れなかった。
本当に謝る、でもあの時は、どうしようもなかったんだ。
もう頭の片隅にも、Mのことはなかった。
というより、シドニーに旅行で遊びに来ていた最中で、それどころではなかったからだ。
でも、なぜにいまさらメール?
何をいまさら言いたい?
Mへの、怒りとか失望、といった感情は、もうなかった。
むしろ、自分への失望、Mへの期待を持ちすぎていた自分への劣等感を思い出して、
恥ずかしくなっただけだ。
でも、これだけは聞きたい。いったい何があったのか?
自分は、あのことを怒ったりはしていません。
でも、いったいどんな病気だったのか、教えて。
その返事がくるのに、それから1年が経った。
皮膚ガンと診断され、そのため緊急入院をして、摘出手術をうけていた、というのだ。
それは後から、真実が分かって、納得ができても
あの、フロリダでの、真剣に悩むJOAの時間は、もう取り戻せない。
そう思っていた自己中なJOAと、彼を少し憎んだJOA自身を 心から恥じた。
でも、それから何度か日本で会い、
「快適な」デェト友達 として、たまに連絡を取っている。
昨年は、一度も日本に来ることはなく、連絡も減っていたと思いきや、
またがんの手術をしていた、とあとから報告メールが届いた。
Mも40歳を過ぎ、健康に気を配る毎日を送っているようで。
昔の一件は決して忘れられない苦い思い出だけど
病気と闘うMに対して、少し優しくしてあげたい気持ちが芽生えている。
5月が今から 楽しみなのです。