でも
もう戻れない
帰り道わからないね
泣きそう
嫌われるのが怖くて
誰ともぶつからないように
粘土質の僕の輪郭を
ねじ曲げた
だけど気付いたよ
そんなことしたって
僕が好かれないのは
変わらないんだ
あいつが幾ら好かれようと
僕を見る人は誰もいない
そう気付いて
改めて判った
世の中で認識されてる
ただの作り物がいること
僕の名がついた
誰かがいるということ
僕を生きてるということ
だけど
自分を守ろうとして
作った鎧についた傷に
息がつまりそうになる
生きるのがこんなに
大変なことだなんて
きずついた鎧に
誰かが話し掛けるよ
僕の名を呼んで