ことばのごみ箱。 -29ページ目

いや

結局好かれてなかったな

もう嫌や

これの繰り返し

もういいや

僕も君を見ない

輪郭

ぼくはぼく

きたないとこにいたから
きたなくなりましたなんて

いったって

だれがやさしくしてくれるんだ

ぼくにいちばんやさしいのは
いつだってぼくだから

ぼくはぼくをぜんりょくでまもるよ

でも


もう戻れない

帰り道わからないね

泣きそう


嫌われるのが怖くて
誰ともぶつからないように
粘土質の僕の輪郭を
ねじ曲げた

だけど気付いたよ

そんなことしたって

僕が好かれないのは
変わらないんだ

あいつが幾ら好かれようと

僕を見る人は誰もいない

そう気付いて

改めて判った

世の中で認識されてる
ただの作り物がいること
僕の名がついた
誰かがいるということ
僕を生きてるということ

だけど

自分を守ろうとして
作った鎧についた傷に
息がつまりそうになる

生きるのがこんなに
大変なことだなんて

きずついた鎧に
誰かが話し掛けるよ
僕の名を呼んで