■フルコミッション営業の世界でトップセールスとなり、
今は営業の指導をしている桑原氏の一冊です。
桑原氏の営業手法は、根性営業ではなく、
専門家としての問題解決・提案営業です。
■フルコミッション営業の世界でトップセールスとなり、
今は営業の指導をしている桑原氏の一冊です。
桑原氏の営業手法は、根性営業ではなく、
専門家としての問題解決・提案営業です。
・ぺこぺこ頭を下げるのではなく、その分野の専門家として、
見込み客に役立つ商品、アイディア、チャンスをコーチングする
立場をとり、堂々と正直に接する。(p138)
■そして、その提案営業を支えるのが、
顧客とのコミュニケーション技術です。
まず、質問から入って、顧客を知ることからはじめます。
顧客の良いところ、頑張っているところを知ることで
信頼関係を作り上げます。
・マスター・セールスマンはといえば、「どうしてそこまで
夢中になれるのですか?」・・・などとインタビューするのです。
・・・その話を「話している相手の3倍のエネルギー」で聞く(p154)
■そして、顧客の夢と課題を聞き、
それを解決する手法として教材を紹介するわけです。
顧客に、自分の夢を再認識させることで、
教材を買わざるをえない状況にしていたようです。
・私は、これを「夢のリストラ」と呼んでいますが、
クライアントに熱く語りかけ、忘れかけてしまっていた
夢や目標を思い出していただくことが大好きでした。(p107)
■教育関係の商材を営業していたこともあり、
相手の夢をコーチングする技術は高いと感じました。
営業だけではなく、コミュニケーション技術について
学べる本として★3つとしました。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・今のあなたに足りないものは?
夢の有無
ストーリーの有無
自分力の有無
仲間の有無(p56)
・あなたの目の前にいる見込み客は、あらゆる可能性に満ち溢れています。
・・・その可能性を放棄している人を見たら、どんな気持ちになりますか?
・・・「可能性に気づき、新しい動きを起こしてくれ!」(p168)
・こう反論してくる人がいます。
「・・・戦略を練ってから・・・売れる仕組みを作ってから・・・」
戦略も仕組みも確かに大切です。しかし、それを決断しない・実行しない
"言い訳"に使うのはお門違いではないでしょうか。(p219)
・魅力、それは何を知っているかではなく
何をやっているかで磨かれるのだ。(p206)
(元記事を開く)
評価:
書名:もし、坂本龍馬が営業マンだったら
著者:桑原正守
出版社:ダイヤモンド社
レビュアー: 本のソムリエ
本が好き! 1級
一日一冊読む本のソムリエです。
【関連リンク】
『もし、坂本龍馬が営業マンだったら』の詳しい書籍情報
本のソムリエの書評一覧
http://news.livedoor.com/article/detail/5788295/
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sharzaku1012さん
坂本龍馬を暗殺したのは誰なんですか?
ベストアンサーに選ばれた回答
tobunosukeさん
mtur_ttyさんの追記と内容がかぶってしまいますが。
歴史学的には京都見廻組による殺害、それに付随する命令系統で決着してます。
仮説を立てるには根拠となる史料と、その史料の妥当性の検証(史料批判)が必要です。薩摩黒幕、土佐黒幕、最近ではフリーメイソン黒幕なんてのもありますが、これらは信頼できる史料によったものではなく、学問的な仮説などではありません。史料批判について易しく解説した書籍として、山本博文『日本史の一級史料』(光文社新書)が参考になるでしょう。
特にネットで人気なのが薩摩黒幕ですけれども、アカデミックな研究者でこれを支持している人はただの一人もいません。ただの一人もです。在野の歴史家でも西尾秋風氏が死去し、菊地明氏も転向してしまったので、ほとんど壊滅状態です。
未だに○○黒幕を好んで取り上げているのは、歴史家ではない小説家・放送作家・脚本家・雑誌ライターなどです。
具体的に主唱者を列挙しますと、薩摩黒幕が法学者で薩摩が死ぬほど大嫌いな蜷川新、後藤象二郎黒幕が歴史小説家だが歴史家ではない三好徹、長州黒幕が元漫才師の作家・加野厚志、フリーメイソン黒幕はオカルト作家の加治将一などです。txiranoさんが読んだ本は鬼塚五十一の著作でしょうけど、この人もオカルトライターです。実際に狙われていたのは中岡慎太郎で坂本は巻き添えを喰っただけだというのは、作家の阿井景子がほとんど思いつきで書いたことで、研究者レベルでは見向きもされてません。
一般の人は研究者が書いた書籍を読むことはほとんどなく、目に触れやすいテレビ番組や、歴史家ではない作家の書いたものに影響されがちです。これら売文家の素人説が伝言ゲームのようにネットで広まってしまっているわけですが、知恵袋では大半の人は話の出所をよく知らないまま口にしていると思われます。追認できる形で出典を挙げている回答者をまず見かけたことがありません。
○○黒幕は、「あくまで武力討幕を目指す薩長と平和革命を目指す坂本龍馬が(特に大政奉還を巡って)対立していた」という構図から成っていることで共通していますが、しかし前提が間違ってます。前提が間違っていれば、導き出される答えも間違えです。坂本龍馬は平和主義者などではないし、薩長が挙藩一致で武力討幕を目指していたこともない。「武力討幕派」という呼称は現実にそぐわず、むしろ研究の邪魔になるという理由で「対幕強行派」と言い換える学者もいるくらいです(家近良樹『孝明天皇と「一会桑」』文春新書)。
慶応3年当時の薩摩と土佐(当然坂本含む)の政治対立は深くないというのが現在の幕末維新史研究では通説化しており、政治対立が深くない以上薩長が坂本龍馬を殺害する理由はないと考えるのが素直な結論です。
ドラマや小説やトンデモ本から入った人は、ここがどうしても合点がいかないようですが(特に『龍馬伝』は誰が黒幕でも不思議ではないという演出)、薩摩は薩土盟約は破棄したものの土佐が独自に大政奉還を建白することは容認しており、薩藩家老・小松帯刀が摂政・二条斉敬に大政奉還の上奏を受理するよう運動していた事実を知らないようです。幕末の政治情勢と薩摩藩をうかがい知るスタンダードな文献として、ここでは佐々木克『幕末政治と薩摩藩』(吉川弘文館)を参考として一冊挙げておきます。
また、『武士の家計簿』のベストセラーで知られる磯田道史氏の新刊『龍馬史』(文藝春秋社)にていかに○○黒幕が成り立たないかを簡潔・平易に解説してありますので、こちらを一読するのもいいのではないかと思います。
○○黒幕を唱える人は「坂本を殺して一番得をするのは誰か」という理屈で論を組み立てますが、その理屈でいっても坂本龍馬と対立する最大の勢力は幕権を維持したい側なのは明白です。
【追記】
>taku18555さん
>薩摩は大政奉還により武力による制圧が出来なくなったから。
だから、その認識が間違いです。mtur_ttyさんや私が参考書籍を明示してますので、詳しくはそちらをご覧ください。いずれの著者も現代の幕末史研究をリードする方たちで、イルミナティが何たらファティマの大予言がどうたらという本を書いて飯喰っている人とは違います。
>channel7ak727さん
>公式に龍馬を暗殺したのは見廻組となっているわけではないですから、
公式に見廻組になっているのです。判決が出て服役した者がおり、関連公文書も刊行史料になってます。坂本龍馬研究の基本中の基本です。
歴史の謎を想像するのは個人の自由ですけども、最低限学問的な手続きに則ったものであって欲しいものですね。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1249491972
※この記事の著作権は配信元に帰属します
東京都北区・西ヶ原ってどんな町?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110811-00000005-rnijugo-ent