今朝も、まだまだ寒い。

日中の気温は10℃くらいになるようだが、風があってしかも空気が冷たいので、家の中に閉じこもっていたいんだけど、今日は二か月に一回の定期検診があるから…出掛けた。

二か月前のHbA1cの数値が良かったので、薬を一種類減らしたのだが、それが良くなかったらしく、今回は悪くなっていた。

医師と話してまた薬を復活させたが、まだまだ薬に頼らないといけない身体なのだと、改めて自分に言い聞かせる。

気を取り直して買い物に行ったスーパーで、〝狭山〟と焼き印されたパンがあったので、買ってみた。

『狭山抹茶クリームパン』という名前のパン。

抹茶クリームが美味しくて、コーヒーを飲みながら食べた。

〝縁もゆかりもない土地なら、出頭しても話が広まらないと思った〟と言う《女子高生もどき》の、カンニングした19歳の女子大生の言葉に呆れ果てるとともに、こんなんで本当に18歳から成人にしちゃっていいの？　とも思った。

スマートフォンを隠し持っていて悪用したらしいが、これからは例えばスマートウォッチだったりスマート眼鏡だったり、ウェアラブル端末にも目を配らなくてはならなくなるだろうから、共通試験などの在り方自体を考えないといけないのだろうなあ。

それにしても、この受験した《女子高生もどき》の女子大生、多分、今在籍している大学も退学になるだろうし、就職も難しいだろうし…ということを、事前に考えられなかったのだろうか。

で、出頭の動機というか言い訳というかが、小学生レベルなので、呆れてしまった。

NHKの朝ドラの展開がチョッパヤ過ぎて、〝るい〟の妊娠が判った場面で思わず拍手してしまった。と思っていたら、いきなり女の子が産まれちゃって、またまた拍手しちゃった。

安子の娘がるいで、るいの娘の〝ひなた〟がこれからの主人公になる。

子どもには必ず親がいる。

自分が親になっていろいろと解ってきたことを、自分の子どもに、言葉だけではなく教えていくことが、親であり、かつては子どもだった自分が生きている意味だと、僕は思っている。

カンニングした女子大生にも親はいるだろうし、もしかしてこの先、親になる可能性もあるわけで、そういうことも考えられなかったのだろうか…と思いながらの今日の散歩、5.2km。

今日発表された、ここ狭山市の昨日の新型コロナウイルスの新規感染者は二桁。

「市内のあそこで感染者が出た」との話が、去年の暮れあたりからちらほらと聞くようになってきた。

とにかく予防と自衛を、と思ってなるべく不要な外出をしないようにしていたら、ガス代やら電気代やらが二割くらいいつもより高くなっている。

未成年のいるひとり親世帯への給付金の給付方法が、ひと頃話題になっていたが、普通に暮らしている世帯だって、困窮の程度の違いはあれど困っていることに変わりはない。

…とぼやいてみても政府がなんとかしてくれる気配はないので、今日もおとなしく午後は本を読んで過ごした。

高嶋哲夫著『M8（エムエイト）』を読了した。

M8…マグニチュード８のことで、東京が直下型の地震に襲われる話だ。

出版されたのは2004年であり、主人公は1995年の阪神淡路大震災を子どもの頃に経験した若者たち。

この本が出版された後、2011年に東日本大震災が起こるのだが、原子力発電所の被災や津波被害など《事実は小説よりも奇なり》の言葉通りの事態になってしまった。

コロナ禍の今、もしも日本列島を大地震が襲ったとしたら…。

この本でも〝親と子の絆〟が重要な要素となっている。

泥だらけになっても、身体のあちこちに傷を負っても、自分を信じることの出来る自分でありたいし、僕の子どもたちもそうあって欲しい。

母になる、父になる