早朝、朝陽に輝いていた雲は、まさに秋の空の雲であり、なんだか泣きそうになってしまった。

理由はない。

そんな瞬間があってもいいじゃないか、と思いつつ洗濯物を干し、修行へと市民総合体育館へ向かった。

この25日以降、まだ利用制限はあるものの、体育館は本来の営業時間の夜10時までの開館に戻り、それなりに利用者も増えている。

今日も修行はお昼までだったので、帰ってきてからお昼ご飯を食べたのだが…。

実は〝16時間断食〟を続けて三週間ほどになる。

僕の場合は、夜ご飯を八時に食べ終え、次はお昼12時に朝食兼昼食を食べるという、一日二食生活をしている。

ダイエットに良いらしいとのことで始め、十日くらいで２kgほど減ったから、まだ続けているのだが、また以前の体重に戻ってしまった。

16時間断食の間には、水やお茶やコーヒーしか口にしてなかったし、それなりに距離も歩いていたのに効果が出ないということは、やはりこの16時間断食は、僕には合わないのかも。

午後、久し振りに智光山公園のひょうたん池の周りを散歩した。

ご夫婦で歩いている高齢者、犬の散歩をしている人などで、密にはなっていないが、それなりの人出を感じながらの、今日の散歩、8.1km。

ダイエット方法だったり勉強法だったりは、自分に合うものを見つけることが必要であり、やみくもにあれこれやるだけでは意味も効果も期待出来ないが、でもとりあえず挑戦してみることの必要性は大事にしたい。

次の日曜日は選挙の日で、ここ狭山市では僕の修行先の市民総合体育館のアリーナが、開票所になり、今日から館内では準備が始まった。

拓郎は〝一晩経てば政治家の首がすげ代わり〟と、もう数十年前に歌っていた。

新型コロナウイルス対策として配布された〝アベノマスク〟が無駄に備蓄されていたとのニュースもある。

〝モリカケ〟やら文書改竄などの説明責任を、国民の納得する形でしていない政党を、このままにしておいて良いのだろうか。

問われているのは、政治の方向ではなく、政治の行き先を決められる国民の意識だろう。

アジアの片隅で、既存の地図にはない街を作ろうとする思いを、僕は持ち続けていたい。

地図にない街を探して