こんにちはひらめき




今日は子育ての話。





長男の小学校が発熱者多数で全校休業です。





さて、最近ネットでよく見る記事。





・発達障害の息子が、、、、

・自閉症の娘が、、、、





というタイトルの記事。





障害を持った子が悪いのか?

障害を持ったからこの子は仕方ないのか?





子供に発達障害と診断が出たら、問題は子供にあるという事になるため、親は楽になりますね。





しかし、発達障害が先天的であるという証明は一切されていません。





また、発達障害が環境要因なのかも証明できていない。





なのに、世の中は発達障害は生まれ持った特性だという論調になっている。





確かに人間には個性がある。その個性の形も大きさもそれぞれだ。





だから、親にも個性があり、子にも個性がある。





なのに、親が理解出来ないことを子供がすると、この子なんか変?となる。





別にそれはいいのだが、その後の対応に問題がある。




子供を、親が納得出来る、親が思う世間様が納得するような子になるように言動でコントロールする事だ。




例えは、それが行き過ぎでなくても、年相応のしつけでない親をたまに見かける。子供の本能を無視して厳しすぎるのだ。





核家族が広がる前は、





多くの子どもを目にする機会があり、子供ってこういうものか。という感覚が普通にあったのが、





今は親が子供の接し方がわからない。スマホの情報だけではない生の感覚でだ。





そして、産まれた子供と関わる他人が少なすぎるのだ。





母親が産んだ子が、育てにくい子だと思ったとしても、周りに関わる人がたくさんいればその子は救われるし、母親も救われる。例え発達だとしても拗らせる可能性は低い。





今は、どうだろうか、子供を育てにくいと思った母親は、然るべき機関に相談し、発達障害の診断がおりるのを待っている。やっぱりね。と。




そこでやっと、親子で療育を受けながら関係改善に向かう。親も子も大変だ。。。





普通、人間関係を良好に保つには、ある程度の距離が必要で、相手の意見を尊重する必要がある。親友みたいな関係でもだ。


 



親子関係も同じ。子供だからって合わないからと子供の意志や気持ちを土足で踏み躙っては行けない。





現代は、母親と子、親と子供が密接すぎるのだ。




つまり、発達障害の問題は、子供は何も悪くなくて、親も悪くなくて、





これは、現代の家族、社会の在り方が起こしている社会問題だと思います。

 



もう一つは、社会が、合理化、潔癖化しすぎていること。グレーというのが認められなくなってるんだよなぁ。