そこは一般的な駐車場ではなく
広めの道の片側に、
横列駐車する形の駐車スペースが連なっているタイプのものだった
寒さと静かすぎる事を除けば
別段変わった様子はない
無論血まみれの女などいやしない
にょき『まぁこんなもんか•••』
と
駐車スペースの先に目をやると
道がカーブした辺りに門らしきモノが
仄暗い灯りの先にうっすらと見える
あれが寺の入り口だろうか
本来寺には用はなく、駐車場に現れる(らしい)幽霊を見に来たのだが
とりあえず皆で寺を見に行く事にした
だが
一同『なんじゃこりゃ•••••••』
残念ながら門は閉まっていた
だが問題はそれではなく
色だ
朱一色に染められた巨大な門
所々塗料が剥げ落ち
おどろおどろしい事この上ない
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