塩あんびん


餡のなかのあんこに砂糖を入れず塩を入れた餅菓子を『アンビン』と呼んでいます。ただ、日本語で『塩』を『塩梅』など『アン』と読むことがあります。

塩で炊いた小豆餡が入っており、砂糖が高価で一般庶民の手に入らない時代の産物だと言われています。
砂糖を使用しないため、また、甘味が無いため小豆の味がストレートに感じられ、味の良し悪しがはっきりするお菓子です。甘いものが苦手な方のおやつに、またお菓子としてでは無く、料理の材料としても使われます。


塩あんびんの食べ方

もちろんそのままお食べ戴いて結構です。
それでも『甘い方が…』という場合、地元では砂糖や蜂蜜をつけて食べます。また、コンロやグリルで焼いていただても、美味しいです。

問い合わせ
埼玉県加須市加須菓子工業組合
TEL 0480-68-6080