カウンセラー 紅実子(くみこ)です。
夫婦問題解決、サポートするカウンセラーです。
週末は両日とても良いお天気でしたね
午後から大好きなテニス(レッスン)に出かけたのですが
今日はなぜかいつもより生徒さんが少なく
(天気が良かったので、テニスでなく別のお出かけに行ったのかしら)
コーチがプライベートレッスンのように、みっちりしごいてくれました
私がバックハンドが苦手なのをご存知なので、
コーチが放つボールはすべて苦手なバックハンドへ~
へっぽこな返球ばかりとなり・・・やや消化不良なレッスンになってしまいました
さて、不倫あるあるシリーズ第二弾は、
「嫁とはもう無理。これ以上一緒にいるのは無理!」
不倫相手に「夫婦関係は破綻していた」と告げていることです。
これはもうテッパン(鉄板)ですね。
裁判においても、争点の一つです。
夫もご多分にもれず、不倫相手に告げていて、
私への突然の離婚宣言をして来た時、私にも同じセリフ・・・
「もうこれ以上一緒にいるのは無理。離婚しかない。」と言ってきました。
それまでケンカらしいケンカもせず、不満とか言い合ったこともなかったのに
いきなりの離婚宣言・・・
「はぁ?何それ??」ってなりますよね。
この時、夫の不倫関係は約1年が経過していて、
不倫相手(独身30代半ば)から離婚をせっつかれていたのです。
付き合いだした理由の一つが「嫁とはもう無理。離婚を考えてる。」でしょうから
女性の方は「そうそう離婚話はどうなったの?」となるわけです。
夫の不倫相手はかなり気の強い性格だったらしく、
「はやく離婚の話を奥さんにしないと上司にバラす」だの
「なんなら私から奥さんに話してもいいけど?」等と迫られていたとのこと。
(↑この時点で、こんな女と結婚していいのか?疑問に思わなかったのが不思議)
裁判において、「夫婦関係が破綻していたか?」は必ず聞かれます。
でも余程のこと(明らかな家庭内別居や長年にわたる別居等)でない限り、
どんなにケンカしている夫婦でも、多少素っ気なく暮らしていても
(長年一緒に生活していたならば、お互い多少の不満はあり、微妙な関係であることもある)
ちゃんと同居していて、生活を共にしていたなら
「夫婦関係が破綻していた」とはなりません。
やむを得ず別居していても、夫婦として家族としてコミュニケーションがあったならば
まず「夫婦関係が破綻していた」とは認定されないでしょう。
それらを立証するのは妻なので、日々の様子を示したメモや日記、
家族で出かけたイベント、行事ごとの記録(写真や学校だより等)
LINE履歴やメールのやりとり(数か月分)等・・・
提出する証拠の種類や量が多ければ多いほど、証拠能力が認められます。
裁判所の見解としても
『既婚者が不貞行為に及ぼうとする際には、その相手に対して、虚偽や誇張を交えて
配偶者の悪口や家庭生活の不満を繰り返し述べることが一般的に行われ・・・』
とあったのを見たことがあります。
(↑でも、裁判官の判断次第というところもあり・・・ほんと裁判官次第なのです)
「お前とはもう無理。離婚しかない。」と、パートナー言われて、
頭をバットで殴られたような衝撃と、突然の大拒絶に
パニックやら自信喪失やらに陥ると思いますが、気を強く持って
落ち着きを取り戻したら、冷静に対処されますよう。。。