6月30日、荒川区民会館大ホールであった「矢島舞美・鈴木愛理 やじすずライブ2023~ふたり揃えばやじすずの日♪~」第2部に行ってきました。

6月30日はハロプロキッズがオーディションに合格した記念日。なかなか、当日に音楽イベントをやることがないので、「この日は絶対にやりたい」と言って決めたとのこと。そして、やっぱり雨が降りました。

かつて使っていた懐かしいSEに、ズシンと響くような「オイ!オイ!」のコール。オープニングで一気に時を遡って℃-ute現場に戻った感じがしました。
この日の衣装はお揃いで、デニムのトップに愛理ちゃんが白、舞美ちゃんが黒のチュールスカート。ステージに登場したやじすずの2人は、スタイルが良くてとても綺麗でした。すっかり大人の女性になった二人ですが、本当に美人で可愛い。
1曲目の「イメージカラー」(3rdアルバムで2人で歌っていた曲)を爽やかに歌って踊る姿に早くも感動しました。

最初のMCで名前を飛ばしていきなり「みなさん、こんばんわ!やじすずです」と挨拶する舞美ちゃんに、「個人個人で自己紹介するかと思ったのに、やじにどっちも言われた」と笑う愛理ちゃん。
あれだけ美人でカッコいいのに、真面目に天然な言動を見せる舞美ちゃん、今のソロ現場とは違って、流れに任せてふにゃふにゃと甘えている感じの愛理ちゃん、仲の良いメンバーならではのほっこり緩いMCも当時のままで、ファンとしてはずっと聞いていたい感じがしました。そう言えば、岡井ちゃんのツッコミも、なっきぃの仕切りもないので、二人で内緒話をしたり、余計にいちゃいちゃしていた感じです(笑)。
そんなふうにMCでわちゃわちゃしているのに、イントロが流れた瞬間に切り替えてメチャクチャにカッコいいパフォーマンスを見せるところもまた健在でした。

セトリは事前のリクエストをもとに、このイベントのために3つのメドレーを用意したとのことで、最初が「L・O・V・Eメドレー」。選んだ5曲は「『L・O・V・E』を言ってもらおうと思ったけど、メドレーにする程なかったので、とにかく可愛い感じの曲を集めてみました」とのこと。個人的にはいろいろ思い入れのある「キャンパスライフ」を聞けたのがうれしかったです。
2つ目の「踊れメドレー」は「これも踊ってもらう曲というよりは、私たちの踊りを見てもらうメドレーだね」と言って、「アダムとイブのジレンマ」から始まる3曲を披露。特に「Midnight Temptation」の盛り上がりが凄く、パフォーマンス後に「なんで、こんなにみんな好きなの?」と言う愛理ちゃんに、「みんなMidnight なのよ」とわからないコメントで返す舞美ちゃん。
3つ目の「声出せメドレー」は、まさに「℃-uteと言えば…」という楽曲を並べた珠玉のメドレーでした。「まっさらブルージーンズ」の「ラミラミ…」でフリコピしたり、落ちサビの「(おれの)まいみ」コールをやったり、「都会っ子 純情」で「Are You Ready?」を思いきり叫んだり、「Kiss me 愛してる」で愛理ちゃんの「Say」「C‘mon」にレスポンスしたり…、℃-uteファンにとって至福の時間でした。
「都会っ子」の最初の台詞は、後半の「一挙一動あなたの全てが愛おしい」を愛理ちゃんが担当。リハーサルの時には照れて「あなたの全てが愛おしい…うふっ…」という感じになっていたと舞美ちゃんが暴露し「本番でも聞いてみたかった」と言っていましたが、この回は直後の「Are You Ready?」の声の大きさにびっくりして笑ったように見えました。この曲の最初の台詞は、もともと愛理ちゃんの予定だったところ、滑舌が悪すぎて舞美ちゃんに変更になったとのこと。「滑舌の問題があって、ソロになってから歌えなかった」と言う愛理ちゃん。

MCでは事前に募集した質問に答えていくということで、「歌とダンスで、それぞれ苦労した曲は?」という質問に、歌で苦労した曲として舞美ちゃんが答えたのが「まっさらブルージーンズ」の落ちサビ。「慣れるまでは、緊張しちゃって、間奏から瞳孔が開いてた」と舞美ちゃんが言うと、「あの歌詞はやじしか歌えないよ、『大きな夢を翳したら 美人になった』って、私たちは『そうです、うちの矢島は美人です』と思っていた」と言う愛理ちゃん。
一方、愛理ちゃんは「Bye Bye Bye!」をあげて、「苦戦したというより、歌い方を変えてみた。当時は中3で、(菅谷)梨沙子が太い声で歌うようになったので、自分も太い声で歌おうと思った。プチ反抗期だった」と紹介。
ダンスは2人一致して「The Middle Management ~女性中間管理職~」を挙げました。ダンスの先生が変わって、今まで踊ったことのないジャンルのダンスに挑戦したというエピソードは、当時も話していたのを思い出します。

会場のコールや歓声に「声の圧が凄い」と言う二人。第1部を見ていた℃-ute時代を知らないスタッフに「『ウッ!』だけを言っている人がいる」と言われたという話から、「ウッ!」の人が裏拍をとるのをリードしているという話になり、「『ウッ!』の人、手を挙げて!」と声をかける流れには笑ってしまいましたが、そういう「オタク文化」も含めて愛してくれている感じがしました。私は「ウッ!」が言えない人なので、ここで「ウッ!」の人に感謝。
愛理ちゃんが「ハロプロのグループでもそれぞれにユニゾンの声があるように、team℃-uteにはteam℃-uteの声がある」と言い、イベント終盤には「℃-uteのメンバーがいて、team℃-uteがいることで、℃-uteの曲は℃-ute色になるね」と言った言葉に感動しました。

後半のMCでは、萩原舞ちゃんが来て、ミキサー席後ろの関係者席で見ていることが紹介され、舞ちゃんも立ち上がってファンに手を振ってくれました。ペンライトを黄色に変えた人も結構いた様子。マスクをしていましたが、目元だけでも美人でした。やじすず2人のSNSには3人の写真や動画が公開されています。
その後、パフォーマンス中に2人が舞ちゃんにサインを送ったり、愛理ちゃんが「『℃-ute最高!』の後、『おつカレーライス』も舞ちゃんに聞こえるように言ってあげて」と言ってステージをはけたりと、こういうところも℃-uteらしいなと思いました。
MCの中で他の2人からも「イベント、がんばってね」というLINEが届いたことや、最近5人で集まった話も紹介されました。岡井ちゃんも元気でしっかりして、全然遅刻もしなくなったとのことです。
会場一体になってタオルを回した最後の「我武者LIFE」も感動的でした。

可愛くてカッコいいパフォーマンスも、仲良しメンバーのほっこり緩いMCも、ヲタのコールも当時のまま。やじすずの2人も参加したファンも「℃-ute現場であること」を遠慮なく、思いっきり楽しんでいる感じがしました。
聞きたかった曲を全て詰め込んだセトリで℃-uteが甦った1時間。本当にあっと言う間で、夢を見ていたように感じるイベントでした。

セットリスト
SE
01.イメージカラー
MC
* L・O・V・Eメドレー
 02.大きな愛でもてなして
 03.キャンパスライフ~生まれて来てよかった~
 04.心の叫びを歌にしてみた
 05.世界一HAPPYな女の子
MC
* 踊れメドレー
 06.アダムとイブのジレンマ
 07.甘い罠
 08.Midnight Temptation
MC
* 声出せメドレー
 09.まっさらブルージーンズ
 10.FOREVER LOVE
 11.都会っ子 純情
 12.Kiss me 愛してる
MC
13.我武者LIFE
エンディング BGM:「忘れたくない夏」

 

 

 

 

全員プレゼント某チョコのオマケのシール風 (笑)