坂口安吾「太宰治情死考」を読みました。
印象的な文句、感想等⤵︎ ︎

「どうしても死ななければならぬ、などという絶体絶命の思想はないのである。作品の中で自殺していても、現実に自殺の必要はありませぬ。」

「元々、本当に女に惚れるなどということは、芸道の人には、できないものである。」

「作家に作品を書かせないような女は、つまらない女にきまっている。」

「芸道は常時に於て戦争」

正しく読めているか分からないが、多分「作家は人生を以てエンターテイメントを作る必要はなく、作品に何を書いたかが全てである。」という様なことを言っていると思った。基本的に賛成だが、人生ごと作品に投じるような人が一番面白いのではないかと私は思っている。