Orbiterを起動する前に、もう一つアドオン(モジュール)を落としてもらいます。
実はOrbiter2010はグラフィックスシステムが古く、本来はDirectX7用なんだそうです。
Vista以降で起動すると、グラフィックがベーシックモードに変更されるのはこのためです。
しかしOrbiterにはレンダーをアドオンとして扱う機能があり、外部のレンダーを利用できます。
それを利用して、DirectX9用のレンダーを導入します。

<DirectX9対応レンダー>
D3D9Client Development RC44 製作元:jarmonik
フォーラムの第1レスの下の方、D3D9ClientRC44.zipというリンクからダウンロードできます。
フォーラムに登録する必要があるので、指示に従って登録してください。
必要な情報を打ち込んだ後、届いたメールのリンクをクリック、
さらにフォーラムにアクセスすると自動的に転送されるページで利用規約を承認して、登録完了です。
一応第1レスの内容にも目を通しておいてください。

<起動と設定>
ではOrbiterを起動し設定を行います。ただし、起動時に注意点があります。
普段実行するのはorbiter.exeですが、DX9用レンダーを導入している環境では、Orbiter_ng.exeを起動します。
最初はデバッグ用なのかな?とか思ってましたが、実行してみたらNon-Graphicsみたいですね。

<Modules>
まずはModulesタブを開き、以下の項目のチェックを入れてください。
このチェックは順番が保存されており、MFDで機能を選ぶ時の順番になります。
慣れてきたらチェックの順番を変えて項目を並べ替えると便利ですが、
まずはここに書いてある通りの順番でチェックを入れてください。

GraphicsEngines - D3D9Client
Miscellaneous - InterMFD55
Miscellaneous - LolaMFD
Miscellaneous - BaseSyncMFD
Miscellaneous - AeroBrakeMFD
MFD modes - LuaMFD
Miscellaneous - OrbiterSound
Tools and dialogs - ExtMFD
Tools and dialogs - ScnEditor

<Video>
次はVideoタブです。
3D device はおそらくそのままで大丈夫でしょう。
FullScreenかWindowを選択し、好きなように設定してください。
初期設定ではウィンドウサイズが妙に小さくなっていると思うので、必ず一度見るようにしてください。

<Joystick>
Joystickを使いたい方はここで設定してください。
JoystickをPCから外す度にこの設定が白紙に戻るので、その都度設定するようにしてください。
ただ正直、このゲームは宇宙に出てしまえばテンキーの方がやりやすい気がします。

<Scenarios>
ここからシナリオを選んで起動することになります。
このフォルダ構造はorbiterフォルダのScenariosと同じなので、自由に整理できます。

以上で設定は終了です。次回は全体に関わる操作を説明します。
このブログでこれから解説していく予定のアドオンは以下の通りです。

<機体>
DeltaGliderIV-2 製作元:Dan's Orbiter Page
前回説明したOrbiterSoundと同じ作者さんです。
一番の特徴は高性能なフライトコンピュータで、オートパイロットが充実しています。
乗員や酸素残量、各種スイッチの追加などが行われていて、機内視点で一見すると圧倒されてしまいますが、船内で専用の簡易ヘルプを閲覧できるので操作の習得は早いです。

XR2 Ravenstar 製作元:AlteaAerospace
DGIV2と同じくらいよく見かけるので最近私も導入してみました。。
一番の特徴はスクラムエンジンで、軌道投入時マッハ3からマッハ20まで一気に加速してくれます。
こちらも乗員や酸素残量、各種スイッチ・計器の追加などが行われていて、機内視点ではDGIV2以上に圧倒されてしまいます。

XR5 Vanguard (解説未定) 製作元:AlteaAerospace
XR2と同じ作者さんです。
一番の特徴はその大きさで、かなりの搭載量と重量を誇りながら現実的な見た目となっています。
システムはXR2とほぼ同じですが、ドッキングベイが機体上面にある関係でドッキング専用の機内パネルが追加されています。

<MFD>
AeroBrakeMFD 製作元:gregoriopiccoli
大気圏突入の頼れるお供です。
突入軌道を自機の姿勢に合わせてリアルタイムに計算してくれます。

BaseSyncMFD 製作元: Jarmo Nikkanen
再突入前に自機の軌道と地上の基地の位置を合わせます。
宇宙から戻るときは必ず使うので、なぜ標準装備されていないのか不思議なくらいです。
簡易な再突入軌道計算も行ってくれます。

InterplanetaryMFD 製作元:Jarmo Nikkanen
BaseSyncMFDと同じ作者さんです。
惑星間飛行のすべてをほぼ自動で行える、超高性能MFDです。
フライトプランさえ立ててしまえば噴射は自動で、地球を離れた飛行が非常にやりやすくなります。
※フライトコンピュータ並に高性能なため、操作に気を付けないとDGIV2のフライトコンピュータと干渉することがあります。

LolaMFD 製作元:mandella
惑星軌道上での飛行をほぼ自動で行える、超高性能MFDです。
宇宙船とのランデブーや軌道投入、垂直着陸を全自動で行ってくれます。
特にオートランデブーは素晴らしく、いつも使っています。
このアドオンは幾度か開発が中止されているらしく、その度に他の方が開発を引き継いでいます。
そのため一部の機能が未実装となっています。
※フライトコンピュータとの干渉は少ないものの、開発中のため非常に不安定です。LolaMFDを使用する前には一度クイックセーブを、またクイックセーブをするときにはLolaMFDを表示しないようにしましょう。

導入方法は全て同じで、リンク先からダウンロード、解凍したものをOrbiterのフォルダに統合するだけです。

次回はOrbiterの設定です。
Orbiterの紹介に関しては、こちらの記事をご覧ください。

<本体>
まずはOrbiterのインストールです。
私はMSIインストーラ形式が好きではないのでZIP形式で説明します。

まずOrbiterのホームページへ行き、右のDownloadをクリック。
ZIP Installation Guideをクリックして、右のOrbiter download sitesから1つ選びます。
なお[torrent]ではトレント用ファイルのみ配布、[http]ではzipファイルのみ配布、[torrent+http]では両方配布しています。
解凍したらインストール完了です。
P1用パッチファイルも配布されていますが、これは旧バージョン(ver100606)からのアップデート用であり、
現在配布されているOrbiter2010(ver100830)は、すでにこのパッチが適用された状態なので必要ありません。

<ほぼ必須のアドオン>
Orbiterは元々音に対応していません。
臨場感を出すために、Orbiter Soundアドオンの導入を強くおすすめします。

Dan's Orbiter Pageへ行き、左のDownloadをクリック。
OrbiterSound3.5の欄右のDownloadをクリックし、ダウンロードしたファイルを実行します。
指示に従ってOrbiterのフォルダを指定しインストールしてください。

次回はこれから使用していくアドオンの紹介です。