追っかけているときはただただ必死で
追っかけているものがただひたすら大事なのだけれど
いざ自分が追っかけられてみると
前に何も見えないのもあって
追っかけてくるものの大事さに気づけない
だからなんとなくだけど
何にしても追っていた方が楽しいんだと思う
距離感ってのもまた大事で
すぐ追いつけちゃうようなものって
なんかつまらない
じゃなきゃウサギだって寝たりしない
だからといって遠すぎると
なんかリアルじゃない
そんなこんなで
追いつけそうだけど追いつけない
そんな相手が一番魅力的なの
それはわかってるんだけど
なんか悔しい
追っては逃げ 追っては逃げ
立ち止まったと思ったら
またすぐ逃げる
遠く 遠く
でもまたいつか追いつけるんじゃないかって
オトコは期待しちゃうものなんだと思う
だからいつまでも背中を追っかける
新しいライバルが見つかるまで
そんなオトコだから、負けず嫌いな男だから
どんどん先に行っちまえって
簡単に思えたらどれだけ楽だろう
思えないのはわかってる
だって負けず嫌いだから
いずれ違う相手に追いついて ペースを合わせて行くんだろう
そんな展開を考えては 自分が情けなくなる
結局、オトコは背中を追っかける
なんだかんだずっと
自分の中で相手との距離が測れてしまうあいだは
だから先に行くなら
二度と振り返らないでくれ
ずっとずっと先へ もう存在も確認できないところまで
行ってしまえばいい
ただ もし
次に会う時が来るとしたら
そのとき 追っかけてるのか 追っかけられてるのか
それともめぐりめぐってばったり会うのか
わかるはずもないのだけれど
そんなことを考えてしまう
でも 自信を持って言えることがあるとするなら
そのときは
久しぶり!
って笑顔で言えたらいいなって思う。
