「１年後のこの瞬間は、今よりどれ程きれいに、格好良くなれているかな」
親しい友人と久しぶりに日本酒を飲みながら、
一緒に迎えた新年の瞬間は、そんなことをぼやーっと考えていました。
たまたま文末に綴ったフレーズを謎に気に入ってしまい、
中二病感のあるタイトルをつけてしましました。
最近Youtubeでは、
フランス人形になるため美容整形（カスタム）を繰り返す
ヴァニラさんの出演した番組を見ていたり
日本一の整形男子アレンさんの出演番組を見ていたり
偶々見つけた２人の生き方に、僕は心を動かされました。
僕の目に映る２人の生き方はそれぞれすごく素敵で
共通しているのは「自ら美を勝ち取りに行っている」
というブレない姿勢だと感じています。
美容整形って、その性質上賛否両論尽きない分野ですし、
整形するに至った原点には、いじめや自己否定など、
ネガティブな話題も避けては通れないのでしょう。
しかしそれはひっくり返せば、
「こんな現状をなんとかしたい」、「もっと理想の自分に近づきたい」という思い。
その思いの元に選んだ手段が美容整形だった、ということであれば、
それは最高にクールな選択だったのだと思います。
なりたい自分になるための手段が、たまたま美容に纏わる手段だったという人たち。
「親からもらった大切な体」なんだから傷つけたらダメ、
という認識は今でも、根強い人がいらっしゃいますよね。
僕も、「きれいになりたい」、「かっこよくなりたい」
と言うと応援していただけることの方が多いのですが、
「美しくなる手段として、整形にも興味がある」旨の発言をすると、
上記のような少し的外れに感じるご指摘を頂くことがあります。
そのような言葉はみな、普段僕のことを支え、応援してくれている
上の世代の方々からのものです。
もちろん気持ちは非常にありがたいのですが、
僕の認識はこうです。
親からもらった大切な身体なんだから、
自分が納得いくまで、
最高に愛せるようになれるまで、
投資するのが当たり前。
たまたまその手段の一つに、美容や、整形があるだけの話で。
自分を好きになれなくてグジグジ限りある人生の時間を彷徨うくらいなら
思いつくことをなんでもやってみて、新しい視点で学びを得ればいいと信じています。
そうしないと逆に、親にも自分の身体にも、心にも、最高に失礼だと考えます。
だから若かったころに戻りたい、という感情は本当に持ったことがないし（今だって若いし）、
はやく３０歳、４０歳、５０歳、、、になった自分に会いたい思いでいっぱいです。
そう思わせてくれるに至ったのは、僕の中ではやはりこの
メディカルハーブデトックスに出逢ったことが大きかったのですが。
この世に生を受けたすべての命に共通の課題の一つが、
「自分を認める」こと、「自分を愛すること」だと思います。
それがないと、他人にたまたま与えることができた幸せも、長くは続かないと思うからです。
持続的に誰かの幸せの為に存在できるまで、
自分を満たすことから目を背けては進めないんですよね。
その考えに至らず、
自分のことは諦めて５度塗りのファンデやコンシーラーに心を預け、
「人のために」美容の仕事をしようとしていた過去の自分は、進むべき未来も見えず、
長らく寂しい自慰行為に耽っていました。
あの頃だって本気で、目の前のお客様のコンプレックスを解消してあげたいと
願っていましたが。
ピエロが泣いている理由の１説に、「馬鹿にされる役でも本当は愛されたいから」
と聞いたことがありますが、ちょっと似てたかも、あの頃の自分。
２０１６年は、
「去年の自分より、今年の自分が好き。」
という感覚を、しっかり積み重ね続けることができた１年間を過ごしました。
これからは、「昨日の自分より、今日の自分が好き」
という感覚を心に落とし込めるようになるまで、
まだまだ勉強の時期は続きます。
２０１７年は上述の２名のように、自分を貫き続け生きている方々の生き方から学び
自分に落とし込み、行動を変える年にしたいと思います。
１年後を想像するとすごくワクワクするし、どれほど理想の自分になれるかな？
と楽しみでしょうがないです。
また１年間、変わらずよろしくお願い申し上げます。