今回は例として三味線の音源を扱っていきます。
1:実際の細棹の演奏を聴く
まず、これから調節を始めていく音源の元ネタとなる楽器の、発音の仕方と音域を把握した後、演奏動画で音色を確認し、調節の方針を決めます。
三味線の場合:バチを当てた時の音を再現する、調弦で音域が変わるので一つに絞る。四本(4オクターブ)の本調子(開放弦で低い順にC,F,C)の音域。
2:音源の特性を把握
実際の演奏と音源を比較し、調節する必要のある部分、再現性が高く
調節の必要がない部分を判断していきます。
主観ですが、Studio OneでPreSonus内蔵のShamiを使った場合の感想。
調節の必要ない部分:バチが当たった時のアタック音が再現されている所。音色も再現性が高い。
調節が必要な部分:アタック音が強すぎる。少しこもり気味に聴こえる。音源自体のリバーブが不自然な響き。
3:似ていない部分を改善する
アタック音は、Presonusのフィルターを使い
アタックの速度を下げる事で緩和しました。
こもって聴こえる部分はコンプレッサで調節。調と同じ音階の倍音に周波数を合わせるとはっきりと聴こえるようになりました。
不自然なリバーブは、EQでリバーブが鳴っている周波数の帯域の音量を下げて軽減しました。
こちらが比較です。
