高校3年生。
ゲイリーの弾く、クーセヴィツキー作曲コントラバス協奏曲に衝撃を受け、、コントラバスに目覚めた私はそれからはずっと弾いていたエレキギターをコントラバスに持ち替えてずっと弾いていた。
次第に、音楽で大学に進学したい欲求が高まり、、先ずは専門的にコントラバスをプロの演奏家に習いたいと思った。
情報が無いため、東京に行かないと音大に行くためのレッスンは受けられない等と思っていた。
そんな時に見た吹奏楽専門誌「バンドジャーナル」の楽器別ワンポイントレッスンのコーナーに
“九州交響楽団”
の文字、そして憧れのゲイリー・カーと共演する奏者の写真が。
九州交響楽団というプロのオーケストラが福岡にはあるらしい、、、←ロック少年だったので全くの無知でした💦
福岡ならレッスンに行かせてもらえるのではないか、、、
そんなことを思い、編集部宛に
「ワンポイントレッスンを書いていらっしゃる九州交響楽団の深沢功先生と連絡を取りたい」
旨のメールを送った。
数日して、、、
ちょうど西鹿児島駅(当時)でバスを降りたときに知らない番号からの着信が。
「九州交響楽団の深沢です」
そこから受験まで福岡にレッスンに通うこととなり、私のコントラバス人生が始まった。
新幹線もまだ通っていない当時、送り出してくれた両親には本当に感謝をしている。
その時のバンドジャーナルがこちら。
16年後、まさか自分が師匠の楽器を使い、ゲイリーと共演することになるとは18歳の私には想像もつかない出来事です。