『音楽はつながる』ですね

 

前回は、カルロス・サンタナ&ジョン・マクラフリンでした

 

もうすでに頭の中では、次回作を決めてたんですが、『Today’s Music』の記事作成に気持ちが行ってしまい、ブランクが空いちゃいました

 

 

 

さて、サンタナといえば、時期によって、メンバーも変われば、音楽性も変わります

 

唯一、カルロス・サンタナがリーダーとして、今も活動しています

 

さて、今回ご紹介したいのは、1972年発表の第4作目、『キャラバンサライ』です

 

 

 

 

デビューから3作目までの肉体派路線から、打って変わって精神世界への傾倒を表現したアルバムでもあります

 

前回の流れからすると、ここに行き着くかなと

 

もちろん初期の躍動感あふれる楽曲も、魅力的なんですけどね

 

 

 

アルバム冒頭のナンバーからして、荘厳な響きです

 

サンタナ 「復活した永遠なるキャラバン」

 

虫の音から、怪しげなサックスの流れが、独特な雰囲気を醸し出しています

 

これはもう、ジャズ・ロックですね

 

 

 

②③曲目も素晴らしいです

 

実際このアルバム、捨て曲無しだと思うんですよね

 

 

 

④曲目で、やっとヴォーカルナンバー

 

全曲通して、10曲中7曲がインストナンバーです

 

 

 

⑤曲目は、清涼感あふれる楽曲です

 

サンタナ 「風は歌う」

 

カルロスの流麗なギターが心地よいです

 

 

 

⑥曲目も、ヴォーカルナンバー

 

ベースがうねってますね

 

冒頭と終盤の神秘的な雰囲気が、魅力的です

 

 

 

⑦曲目は、パーカッション主体の小曲

 

 

 

そして、アルバムの中でも際立つナンバー

 

⑧曲目は、アントニオ・カルロス・ジョビンのヴォーカル・カヴァー

 

サンタナ 「ストーン・フラワー」

 

原曲に引けを取らない、ジャジーでリズミックな演奏です

 

ウッドベースがイイ味出してます

 

 

 

⑨曲目は、これでもかのラテン・ロック

 

 

 

最後を飾るのは、コレもまた名曲

 

サンタナ 「果てなき道」

 

中盤からの疾走感あふれる演奏が、胸を熱くさせてくれます

 

ライヴでも取り上げられることが多いです

 

ラストにふさわしい楽曲ですね

 

 

 

このアルバム、曲間がつながってる事が多いので、ぜひ全曲通して聴いてもらいたいです

 

初期のファンからは、賛否両論だと思いますが、サンタナを代表する名盤だと思います

 

ちなみに「キャラバンサライ」とは、「隊商宿」のことで、砂漠を連なって旅する商人が取引や宿泊をする施設だそうです