★アール姉さんのキャラクター製造所★ -7ページ目
大雪の降った日
深夜まで残業
帰り道の静けさは
この世の終わりのようだった
誰もいない
道は姿を歪め
形すらわからない
真っ黒な空の
真っ白な道
所々に見える木々や柵が
針のように並ぶ
雪山の針
油断すると刺さりそうだ
恐る恐る来た道を振り返る
これは妄想か現実か
振り返った道すらもう
雪に覆われ消えていた
想いは
深く深く深く
年月を経て
いつしか
凍ってしまいました
だけど冷たい氷の想いは
痛いほど熱いのです
溶けずに
ずっと熱いのです
いっそ壊れてしまえばよかったのに
なんて願った事もあるけれど
誰にも届けられない
届くことのない想いの塊を
愛おしく捨てられない私
哀れで滑稽で
かなり大馬鹿者です
朝起きたら
可愛いらしい雪ん子が
ベランダにいた
キラキラした笑顔が
光に照らされてる
凍えている私には
溶けるような微笑みだ
しばらくはこの陽だまりで
雪ん子に溶かされるのも
悪くない♪

