ゼンハンノーツヅキー。
さて、箱根の山を越えますよ、っと。
山を下って行くと、さすがに雪は降ってませんでした。
それでも全然寒いんだけどね、普段とバイクに乗ってる時は寒さが違うのです。
でももう少しの辛抱だ、もう少しで終えられるんだ、と残った気合を振り絞って進みます。
山を降り始めてすぐ、道に異変が。
なにこの大渋滞。
箱根から神奈川に抜ける道ってこんなに混んでるもんなの?
日曜の15:00だから時間的には旅行帰りの人多いと思うけどさ。
路面凍結で転ばずには済むけど、全然進まない。最初工事で渋滞してるのかと思ったんだけど、普通に混んで渋滞してるだけだった。
横から抜かそうにも、山のうねり道だし、道は細いしで怖い、反対車線とか対向車まぁまぁ来てるし、まだ抜けないのかなぁ、と思いながら、走る事1時間弱、箱根湯本の駅前あたりでようやく渋滞も終わりました。
だいぶ時間がかかってしまった、ここからも1号線を真っ直ぐです。
寒いけど、山の上の方とか、今まで走ってきた寒い道に比べれば全然大した事ない。
後は走るだけ、ただひたすら真っ直ぐ。
本当は神奈川も途中寄り道しつつ帰りたかったんだけど、今日帰らないと明日の葬儀に間に合わないのです。
でも今日は日曜日、本来は県庁はやってません。
ふっふっふ。
連絡しておきましたよ。
愛知と静岡の間ぐらいですかね。
スタンプは用意しておいてくれるとの事です。意外と臨機応変に対応してくれるもんです。
一旦帰ってから葬儀と告別式に出て、その後もう一度県庁に行くのも考えたんだけど、そうすると無駄に間空いちゃうし、家に帰ったらダラけて行けなくなりそうなので、やっぱ回収してから帰る事にしました。
本当は海軍カレーとか食いに行きたかったんだけどね。
ただ、昼過ぎに着くって言っちゃったんだよね。遅れそうだな。まぁでも、17:00までに着けば問題ないだろう。
・・・・・間に合うんだろうか?
でも、進むしかない、道は前にしかない。
行って、やってなければ、後日行けばいい話だしね。
頑張って進もう、神奈川に入ってからはほぼ平地だし市街地なんだ。
僕にとっては見渡して建物があれば市街地なのです。←感覚麻痺
信号は多いけど頑張れ、もうちょいだ。
・・・・・・。
肩をバリッバリにしながら走る事3時間。
つ、着いた。
時刻は18:00前、だいぶ遅れてしまった。明かりはついてるけど、守衛室にまだ置いてあったらいいな、と思いながら中へ。
「なかなか来ないから、もう来ないかと思ったよ、大丈夫だったかい?」
と守衛さん。
箱根の山で雪にぶつかった事、帰り道が異常に渋滞していたことなどを説明しました。
無事最後のスタンプも頂きました。
守衛さんにお礼を言って神奈川県庁を後にします。
左上の数字、見えるかい?
47つ目。
そう、これで、
全国制覇!
長かったスタンプ集めの旅もこれで最後、後は帰るだけです。帰るまでが日本一周です。
そもそも県庁はやってない日だし、夜遅いし、県庁の散策はできませんでした。
正直もうこの段階で満身創痍だったから、中を見る余裕なんてなかったんだけどね。
ここから走る事1時間ちょい。
実はこの道は、旅に出る前日、運転2日目の慣らし運転で走った帰り道なのです。
あの日も夜だったなぁ。
でも、全然違う道に感じた。
今はもう、周りを走る車にビビることもない。ギアチェンジで焦ることもないし、右折も出来る。
色々なことがあり過ぎて、やったことのないことをやり過ぎて、とてつもなく長く感じる3ヶ月だったなぁ、間違いなく今までの人生で一番長く感じる3ヶ月間だった。
今と3ヶ月前を比較して、いろいろ思い出しながら、家に向かいます。
あの角をまがれば家だ。
・・・・着いた。
ビリーをガレージに入れて、家に上がりました。
久々の家です。
変わってないなぁ、当たり前か。
これは出発直前に撮ったメーターです。
かかった額はバイク代抜きで90万弱ぐらいです。
最初の方旅慣れしてなくて、無駄に金かかってたのと、長崎行くときの飛行機代とかも入っちゃってるのと、そもそもバイク用品なんて何も持ってなかったので、それらを揃える金額を抜けば、あと15万ぐらい安く上がったかもです。
ちゃんとしたテント買って行けばもっともっと安く抑えられたかもしれないですけど、土台無茶な事ですからね、運転3日目で日本一周始めるとか。これ以上初めてやること増やしたくなかったのですよ。
まぁ、やってみないと分からんことばっかだったので仕方ないね。
あと、行った場所や、行ってみたいと思ったところをGoogleマップ先生でお気に入り登録しながら日本を周ってたんだけど、そしたらこうなってた。
最初の方はあんま登録してなかったから、北日本はほとんど星がないですね。
最初の方はあんま登録してなかったから、北日本はほとんど星がないですね。
ちなみにこれ全部じゃないです。
600件超えると星で表示されなくなるみたいなんだよね、北日本が少ないのはそのせいもあります。
さて、帰ってからおじさんの葬儀と告別式のを無事終えて、12/16、今年も税理士試験の結果が来ました。
それがこれ。
落ちてんのかい!
よぉ、おまえ、日本一周して来るんだって?
うん、結果は残念でした。
税理士試験は一応60点以上で合格扱いなんだけど、配点箇所と点数を国税局から教えてもらえないので、不合格だとザックリしたランクだけ通知がきます。受かってても点数は教えてもらえないんだけどね。
だから、受かった人も、落ちた人も、なんとなくしか原因はわからないの。実際僕も他の4つが受かった時は意味不明でした。
もちろん努力しなきゃ受かるレベルまでは全然いけないけど、そこから受かるにはもう1つ何かが必要なのかもしれない。
でも、努力不足だと思って来年も頑張ります。
僕の通知のAランクは、50〜59点。
あと1点だったかもしれないし、あと10点だったかもしれない。どちらにしても、一番惜しいランク。
法人税法の受験は今年で4年目でした。
結果はB→A→A→A。
今年の合格率は11.6%。
今まで受けた中で、学校では受けた科目の中で一番良い成績を取り続けていて、先生にも君は大丈夫って言われ続けているんだけど、なかなか良い結果をもらえません。
実際僕も得意だと思っている科目で、今年の試験は手応えもあったんだけどね。
他の科目は結構コンスタントに受かってるんだけど、法人だけはなぜか受からん。
一番ボリュームが多いから、やるの大変なのよね。
はぁ〜あ。
本当は、試験に受かって、これで、旅人でも、税理士受験生でもなくなりました、って言ってシメようと思ってたのに。
来年は正社員として仕事しながら受けますんで、まだまだ茨の道は続きそうです。とほほ。
ただまぁ、今回はショックが一番小さかったかもしれない。
実際死ぬ可能性があるところにある程度さらされた事と、当たり前の生活の中で普通にしてきた事がいかに幸せかわかったので。
また五体満足で試験を受けられる事自体が幸せな事なんだと少し思えるようになりました。
めっちゃきついけど、挑戦はまた出来る。
僕は生きてますから。
悔しい結果ですが、まだ終わってない。
次も一生懸命やります。
やり始めたらカタチになるまでやり続ける。それがケジメなのです。
さて、話はガラッと変わります。
実はですね、北日本を周って一度帰ってきた時に、一通の手紙が来ていたのです。
その手紙にはこんな事が書かれていました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北日本制覇お疲れ様
宮城のスタンプ押せなかったようなので、一応もらっときました。
まぁせっかくだから自分で押しにまた来てよ、当然カブでな。
後半くれぐれもお気をつけて。
アンドーより。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
で、これが入ってました。
良い男すぎるよね、アンドーさん。
流石だわ。本当に感謝。
帰って来てからすぐに行こうと思ってたんだけど、今は北の方雪降ってるし、しばらくは行けそうにないです。
だから、本当の意味での完全制覇はそれまでお預け。
でも、いつの日かまたビリーにまたがって仙台まで行こうと思います。
旅に出て、みんなに支えられて、いろんな人の暖かさや優しさにふれて、なんとか帰ってくる事が出来ました。
本当に感謝です、実際会えた人も、情報をくれた人も、すごく助けられました。
どこに何があるとか、ここのこれが美味いとか、これがすごいとか、そんな事よりも、実際行かなきゃもう会えなかったり、近くに行った事で連絡を取ってなかった人とつながれたり、そういった事の方が、よっぽど特別で価値ある事だったな、と思います。
ブログに書かなかった辛い事もまぁまぁありましたが、それで少しでも、僕自身も成長出来たのかもしれません。
出費もかさむし、時間もかかりましたが、確実に言えるのは、やって良かったって事。
楽しいことなんてほんの僅かでしたが、そう思います。
最後に、遠い昔に感じる3ヶ月前、出発直前の僕にメッセージを。
そうかいそうかい、行って来ると良い、おまえなら大丈夫だ、なんとかなる。
そこでしかすることのできない経験と出会いが、各地でおまえを待ってる。
見て来ると良い。
日本は、良い国だった。
少しずつしか見ることができなかったけど、それでも今なら胸を張ってそう言える。
あぁ、そうそう、出発して30分でコンタクトの替えを忘れたのに気付くだろうけど、帰らなくて正解だから、そのまま行きな。
服が足りなくて寒くて死にかけるだろうけど、それも経験すると良い。
やってみなきゃ分からん事があって、それをできる状態にあって、やってみたいと思うのであれば、迷わずやれ。
結果がどうあれ、今も昔も俺はそう思う。
以上。
長らく読んで頂いてありがとうございました。少しでも、そうなんだ、とか、そうそう、とか思って楽しんで読んでくれた人がいてくれたら嬉しいです。
それでは、またいつの日か。
ではでは。









