昨日はリモコンの電池(故障)点検方法を紹介!
今日はLED電球の選び方を。(最近は各メーカーさんのHPで案内されていますが)
これも先日、お客さんから「どうしたらいい?」と問い合わせがあったので(^^)/
電球が切れた!従来の電球を使っていたが・・・
省エネだし値段も随分と安くなったし、この際LED電球に替えるか!
なんてときに間違えて購入(>_<)使い道が・・・なんてことも
従来の電球であればほぼ間違えて購入なんてことは無かったのでしょうが。
LED電球は用途に合ったものを選ばないと使用できない、場合によってはLED電球の故障なんてこともあります。
大きく分けるとして
チェック1.使用する器具(調光付き器具、密閉型器具など)
チェック2.口金サイズ(E26、E17など)
チェック3.明るさ(810lm、640lmなど)
チェック4.光の色(電球色、昼光色など)
チェック5.光の広がり(全方向、下方向など)
従来の電球であれば、口金サイズと明るさ(W)さえ間違えずの購入すれば問題なかったですよね。
ところがLED電球になると多くのチェックポイントがーーー((+_+))
そして今回のお客さんからの問い合わせが使用器具(調光機能付き器具)によるトラブルだったのでこれを最初に持ってきました。
1.使用する器具(調光機能付き器具、密閉型器具、断熱材施工器具、人感センサー機能付き器具に注意)
・従来の電球であればあまり器具による使用を気にする必要もなかったのですが、LED電球の場合しっかりと確認しておかないと電球を交換しても使用できなかったり、場合によっては電球が故障してしまう場合もあります。
・「調光機能付き器具」、お店などによくあるスイッチをグルグルと回すと明るさを変えられる照明器具ですね。
・調光機能に対応したLED電球を使用しないとLED電球が故障する場合があります。調光をせずに100%の明るさの状態で使用していても不可能です。
・商品の箱に記載されているので「調光器対応」のLED電球を購入しましょう。
・「密閉型器具」、お風呂場などの照明器具のようにカバーで完全に覆われていて熱の放熱ができない(少ない)器具の場合、LED電球はとても熱に弱いので故障したり長寿命が売りなのにすぐに切れたりする場合があります。
・商品の箱に記載されているので「密閉型器具対応」のLED電球を購入しましょう。
・「断熱材施工器具」、ダウンライトがほとんどですが省エネや防音目的のために断熱材を器具のまわりに施工してあるものがあります。
・「断熱材施工器具対応」のLED電球を使用しないと放熱ができず故障したり長寿命が売りなのにすぐに切れたりする場合があります。
・商品の箱に記載されているので「断熱材施工器具対応」のLED電球を購入しましょう。
・見極めるためには「「断熱材施工器具表示」あるのでそれを参考にしてください。(画像をのせます)
・「人感センサー機能付き器具」、人が通ったらパッとつく照明器具ですがほとんど使用できません。
・LED電球の故障につながります。
・最近ではLED電球そのものに人感センサー機能付きのものが出ています。しかしこれも元々、人感センサー機能付きの器具につけても使用できません。
2.口金サイズ
・照明器具にたいしてグルグルとねじ込んでいく部分ですね。
・ねじ込む部分の直径サイズが26mmならE26、17mmならE17となります。
・電球を外して持っていけば間違えることはないと思いますが、一般的に家庭で使われている器具は「E26」か「E17」がほとんどです。最後に点灯する豆電球だと「E12」になります。「E11」もありますが家庭では少ないと思います。
※間違えると全く使い物になりません・・・ほかにサイズが合う器具があるのを祈りましょう(笑)
3.明るさ
・明るさは従来の電球ですと消費電力表示となっており60W(ワット)とか40W(ワット)なんて呼ばれていましたが、LED電球になってからは光の量の単位「lm」ルーメンで表示されてることが多いです。
・でもだいたいは箱に810lm(60w相当)なんて表示がされていることが多いので間違いは少ないと思います。
・参考までにE26の場合40w→485lm以上、60w→810lm以上、E17の場合40w→440lm以上となっています。
・ちなみにlmの数字表示が大きくなるほど明るくなります。
※間違えても明るさが変わりますが使用上の問題はありません。(従来の電球だと器具の定格消費電力を超えると過熱によるトラブルが発生する場合もありますが、LEDは低電力なのでほぼ超えることはないです。)
4.光の色
・従来の電球であれば色は「電球色」です。
・LED電球の場合大きく3種類「電球色」、「昼白色」、「昼光色」とあります。
・各色の特色は後日に紹介するとして使用する場所に合わせてお好みで選んで頂いたらいいと思いますが、明るく感じるのは「昼光色」、自然な色に近いのが「昼白色」、リラックス効果があるのが「電球色」といった感じでしょうか。
※間違えても色が変わりますが使用上の問題はありません。
5.光の広がり
・従来の電球だと全体に明かりが広がりましたが、LED電球の場合は様々な広がりタイプがあるので用途に合わせて選ばないといけません。
・大きく分けて「全方向タイプ」、「広配光タイプ」、「下方向タイプ」とあります。
・空間全体を明るくしたければ「全方向タイプ」、ダイニングみたいにその空間だけであれば「広配光タイプ」、ダウンライトであれば「下方向タイプ」といった感じに。
・迷ったら「全方向タイプ」を購入すれば間違いないです。(若干、値段が高くつきますが・・・)
※間違えても明かりの届く範囲は変わりますが使用上の問題はありません。
上記のチェックポイントには入れてませんでしたが、各メーカーさんによって同じ機能・明るさのもであっても大きさに違いがあったりしますので場合によってはお使いの照明器具に入らないなんて場合もありますのでご注意ください。
やはり購入の際に使用していた電球を取り外し持っていき、用途や大きさの合ったものを選び購入するようにしましょう。
分からない場合は店員さんに聞くのが一番安心安全です。
長くなりましたが、以上どうでしょうか。参考にしてみてください