娘の結婚式で素直に喜べないのは父だけか・・・ | 「コネない、ツテない、お金ない」からスタートしました。小松叡弘のブログ

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起業をして今年で20年目。
なんとかなるもんですね。いつまでたっても心配はつきませんが・・・。
なんにもなくても出来ますよ!

3月23日は、娘の結婚式でした。
 
入籍は去年に終わっていたのですけど、コロナの影響で式は延期になっておりました。  
 
 
バージンロードを娘と二人で、娘が腕を組んで歩いたことは、
とてもうれしかったです。
 
思春期の頃から、腕を組んで歩くなんてことはなかったですからね。
 
この時は、めちゃめちゃうれしかったんです。
 
娘と腕を組んで歩いたこと自体は。
 
心の中でガッツポーズしましたわ(笑)。
 
 
 
ところが、一歩一歩、婿殿に近づくにつれて心の中が変化していきました。
 
 「盗られるーーー、この野郎!!!」 とか、
 
「あーーー、これで縁が切れる」 とか
 
「あーーー、さみしい」 とか
 
 「あーーー、よかったんやろなぁ」 とか 
 
いろんな感情が渦巻いてました。  
緊張どころじゃなかったです。 
ステップは1回間違えましたけど。  
 
 
バージンロードの最後、婿殿に娘を渡す時なんて、
 
「あーーーーっ!!!」  って、
 
思わず大声がでそうになりました。  
 
・・・   
 
その後は、冷静になり、穏やかに時間が過ぎていきました。
 
娘を持つ父が通る道なのかもしれません。
 
 
結婚式は別名、娘離れの儀式とも言うのかもしれませんね。   
 
 
バージンロードいる?  って、
 
娘と歩く前も歩いた後も何回も思ってしまいました。 
 
 
 でも、娘が喜んでいる姿をみて、  よかったなぁって思うだけでした。
 
かなり複雑な気持ちではありましたけどね。
 
 
 
結婚式の参加者の中で、花嫁の父だけが唯一、素直に喜べないのかもしれません。
 
 
子供を持つなら、娘と息子がいいと思いました。
 
というのも、娘の結婚式では、この父親の感情から嫁さんを大事にしないといけないって思えるので、
 
息子にも、強く伝えることができますもん。
 
 
息子の結婚式の時には、スピーチのことだけ考えてたらいいですからね(笑)。
 
 
・・・
 
 
ところで、  実は、私と娘とは血がつながっておりません。  というのも、
 
私ども夫婦はバツイチで子連れ同士の再婚なんです。 
 
娘は妻の連れ子でした。もう一人、息子もいます。  ちなみに私にも息子がいます。   
 
 
でも、血がつながっていないのに、実子よりも性質が似てるんですよ。
 
娘とは。
 
不思議ですね~~~。  
 
 
 
私には生まれて次の日に亡くなった子がいますが、
 
娘を「その子の生まれ変わりや」って妻が言うんですけど、ほんまかもしれません。  
 
血がつながってなくてもケンカもしましたしねぇ。 
 
 
娘が男子なら、もっと激しいケンカをしていたと思いますわ。
 
そんな性質の娘です。
 
 
 
  ところで、私には、腹違いですが血がつながっている兄がいます。  (母が違うのです)
 
   一緒に住んだことがないので、お互いに情はないです。
 
お互いにお互いを心配しませんもん。
 
なんだか悲しい。。。   
 
 
 
ただ、「小松家」対「悪代官」となった場合には結束するかもしれませんが(笑)。  
 
 
血がつながっているっていう事実だけの関係です。
 
考えたら、やっぱり寂しいなぁ。   
 
だから、血だけがすべてではないと思います。
 
人にもよるのでしょうけどね。
 
 
・・・ 
 
 
バージンロードを娘と歩いた後は、  娘とのいろんな思い出が頭をよぎっておりました。     
 
帰宅してから、ふと、自分の今までを振り返って思いました。     
 
 
生まれる前に、こんな経験をしようと決めて生まれてくるって言うけど、  
 
わたし、こんな経験をするって、ほんまに決めてきたのかなぁ・・・信じられへんわ。って。    
 
 人の数だけ人生があるって言いますから、決めてきたんでしょうけどね。
 
 
 
人生いろいろって、ほんまやぁ。
 
人生、いろいろあっても大丈夫。
 
それにしても、バージンロードって、いる?
 
 
 
小松叡弘