今日は、叔母のお通夜だった。

 

母より18歳も年上で

私の名付け親でもある。

 

正確には、父と母が私の名前の

候補をいくつか出して、

その中から、姓名判断とか

その他の判断材料を含めて

決めてくれていたようだ。

 

実は、息子も

みてもらっていた。

 

私たちが提案した名前だと

母親から離れて

疎遠になってしまう可能性が

あるとのことで、

助言をいただき

今の名前になった。

 

この世では

離れてしまったけど

心の結びつきは

強いと思っている。

 

 

また、息子が旅立ってから

息子が元気にしていることも

話していたらしい。

 

 

叔母も、そういう能力というか

感じることができる人だった。

 

母は9人兄妹の下から二番目

 

よって、いとこも多い。

 

昔は一緒に遊んだいとこ達も

今は、お葬式があるたびに

もう、こんなことでもないと

会わないねー

 

というのが定番になっている。

 

そして、

私のことも気遣ってくれた。

 

日々は元気にしている。

 

電車の中で泣くことも

少なくなった。

 

でも、思った瞬間

堪える間もなく

涙が出てくる。

 

目の淵まで

涙の水がいっぱいたまっていて

ちょっと刺激されると

あふれてしまう。

 

かけがえのない

息子との時間は

かえってこない。

 

 

たとえ、私が死んで

あの世にいっても

この世での

一緒に切磋琢磨した日々、

 

息子を懸命に

サポートした日々、

 

夜中まで待ちぼうけくわされても

人生を堪能してるんやな。

って思ってちょっと

嬉しかった日々、

 

大学が受かった瞬間の喜び

 

意中の企業から

内定の電話をもらって

抱き合った瞬間の歓喜

 

遠方まで

ドライブして一緒に

音楽を聴いた日々

 

どんなことも

息子さえいれば

喜びと感じた日々は

かえってこない。

 

普通に生きて

私を見送ってくれる時に

あの時はいろいろあったね。

 

って

 

懐かしく思い出せる

穏やかな日々は二度と来ない。

 

同じ想い出でも

結局辛くなるだけ。

 

ブログにも

何度同じことを書いただろう。

 

 

何も前へ進めていない。

 

でも、それでいい。

 

それなりに生きていくよ