このブログは

2010年5月に白血病を発病し、
2017年9月(満24歳)まで、
命の限りを精一杯生きた息子との日々を綴ったブログです。
 
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移植ってどうなん?
 
と、妹といろいろ調べているうちに、
抗がん剤の治療のクールや
タイミングを考えて、ドナーが見つからないなら
臍帯血移植にしようと先生から言われた。
 
 
赤ちゃんのへその緒からとる血液?
 
胎盤の血液も使うらしい。
 
 
強力なパワーがないので GVHD反応※ も
少なく馴染みやすいらしい。
 
 ※GVHD反応
   組織適合性のない2者間で骨髄移植や輸血が
           行われたり、患者が免疫不全状態に
           あったりする場合などに見られる合併症の一つ。
   患者の組織・臓器を異物と見なして
           攻撃することにより生じる病態を指す。
           移植後に起こる
 
 
ただ、弱い血なので本人の体に定着するかどうかが微妙で3週間程経って定着しなかったら失敗となる。
 
また、骨髄移植と同じで抗がん剤治療を行い、
更に放射線治療で完全に良い細胞まで
破壊される。
 
 
薬漬けになって大丈夫かな?
 
 
薬はたった一つの効能のために百ほどの害があるがあると聞いてきた。
 
 
薬は一つの症状のための対処療法であり
結局、根本から体全体を改善するものではない。
と。
 
 
体は食べたものでできている
 
 
絶対薬でよい体はできない。
 
基本的には良質のたんぱく質が重要。
さらには脂質
ビタミン、ミネラル、糖質
を、バランスよくと勉強してきた。
 
それは、スポーツ健康科学部の息子が話ししている。
 
ただ、食べ物が原因で病気になったのなら
食べ物でもどうにかなるかもしれないが、
白血病はそれとは違う気がする。
 
妹もその意見に賛成で、いろいろ調べていくと
 
白血病はがんではない
 
という書籍に引かれ
一度、この先生に診てもらおうということになった。
 
妹は懸命にさまざまな書籍を読みあさり、息子の為に最善は何か、常に考えてくれた。
 
 

抗がん剤に入る前のステロイドの段階だったと思うがそのタイミングで一時帰宅できたときに

名古屋まで車を飛ばして連れて行った。

(タイミングは定かではない)

 
このO先生曰く、血液は骨髄で造っているのではない。
で作っている。
 
人は腸から先に出来る。
と言っていた。
 
医者たちは、自分で調べたわけでもなく、血液は骨髄で出来ていると教えられただけで、原理はなにも分かっていない。と
豪語していた。
 
移植は巨大な医療利権の一つだと言い切っていた。
抗がん剤も。
 
話していることは分かる気もする。
 
鎖骨のゆがみ、骨盤のゆがみが白血病の原因だとも言っていた。
 
確かに息子は体が歪んでいた。
 
特に、鎖骨が歪んでいるから肩に悪いものが溜まるらしい。
 
肩が痛いと話をする前にその話を言われたので納得出来た。
 
先生はあまりにもカチカチの肩に驚いていた。
 
いろいろ、あちこち触られて息子はかなり疲れたようだった。
 
その先生の言うことも分かるのだが、
治療法があまりにも原始的というか陳腐というか
えーー
そんなことだけで治るの?びっくり
 
整骨院みたいに体をパキパキするだけ。
加えて温熱療法をするらしい
 
息子の命をこの先生に全て預けて大丈夫だろうか??
 
 
抗がん剤とか、どんどん元気な細胞殺して白血病細胞は死なない。
 
正確には、良い細胞は死ぬ。白血病細胞は死んだふりをして更に進化する。
と。
 
 
「これだけで治るんだよーー。
 移植なんて治る可能性ゼロ
   絶対再発するよ。殺されるよ!
  今すぐ退院してきて」
 
あまりに調子の良い、話し方に少々不安を覚えたショボーン
 
名古屋が遠いという事と、当然保健も効かず莫大な治療費がかかりそう。
 
という理由も手伝って、結局その治療法を選ぶことはなかった。
 
怖かった。
後悔するんじゃないかと。
 
ほかの民間療法も検討する事にしたが、
 
まず、移植が納得できずにいたのでセカンドオピニオンをお願いする事にした
 
 
思い出
 
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