今日の観察ハイライト

状態:植え付けてから、本当に微動だにしていません(笑)
成長速度:変化が見えないほどのんびり。長期栽培前提の超スロースターターです。


忙しい日々の「高コスパ」な相棒

日々の喧騒の中で、植物のお世話が負担になっては本末転倒ですよね。その点、我が家のサボテンは最高のパートナーです。

彼らが求めるのは、たっぷりの「日光」と、忘れた頃(2週間に1回程度)の「水やり」だけ。手がかからない、まさに「高コスパ選手」です。

本来、多くのサボテンは日本の冬の寒さが苦手で、この時期は室内への移動が基本です。しかし、我が家には温室があるため、彼らは冬の寒さもどこ吹く風。温かい環境で、相変わらずマイペースに過ごしています。


変わらないからこそ、安心できる

毎日観察していても、新しい棘が出たわけでもなく、色が鮮やかになったわけでもありません。植えた時のまま、じっとそこに居ます。

でも、不思議なもので、その「変わらなさ」が私に大きな安心感を与えてくれるのです。
どんなに忙しい日でも、天気が悪い日でも、サボテンだけはいつも同じ姿で、どっしりと構えている。その姿は、まるで我が家を静かに見守る「一家の大黒柱」のようです。


ゆっくりだからこその楽しみ

彼らが動かないのは、厳しい自生地の環境を生き抜くため、無駄なエネルギーを使わないように進化した結果だと言われています。この静止したような時間も、彼らにとっては大切な「生きるための戦略」なのです。

成長を急かさず、この変わらない佇まいを愛でる。そんなゆったりとした植物との付き合い方も、また良いものですね。