ACIDMAN
Musicaインタビュー抜粋:
「そろそろマニアックに潜ってもいいのかなっていう気持ちがあったんですよね」
その言葉通り、通算10枚目のオリジナルアルバム“有と無”はマニアックな一作になっていると思う。
まず第一印象。聴きづらい。
はっきり言って、ACIDMANファンでなければ最後まで聴かない作品。
わかりやすく激しいのは、stay in my hand 1曲のみ。
だからと言って、ACIDMANファンだけに受け入れられる作品かと言えば、そうでもない。
Exciteのインタビュー
「言葉づかいも距離を置くような感じではなく、なるべくパーソナルな、隣の人に歌うような言葉を選んでいます。」
にあるように、ACIDMANの楽曲の醍醐味だった抽象的な歌詞はほぼ見受けられず、
ポピュラリティな歌詞になっていて、歌詞を紐解くのを楽しみにしているコアなファンにとると少し物足りない。
マニアックなのに大衆的で非常に聞きづらい。
なのに、どうして何度も聴いてしまうのか。
それは、大木さんによる生死哲学への熱を増したアプローチと、3人で織りなす美しい不協和音が、その独特の世界観にマッチしていて、最初から最後までじっくり聴くと、上質の映画を堪能したような心地良さを味わえるから、に尽きるのでは。
ザッピングで聴かせないぞ、とでも言うようなアルバムの作りに、
流行に流されないACIDMANの姿勢を感じとれて、これからも彼らについて行こうと思わせる1作。
どうしても聴きづらい、という人は、DVDのオフショットを先に見てみてはいかがでしょうか。
1曲1曲にかける、彼らの魂を感じ取れるので、違った聴き方ができると思います!
◆各インタビュー◆
Musica
http://musica-net.jp/articles/preview/4603/
Excite
http://www.excite.co.jp/music/close_up/interview/1411_acidman/?lead=1
ナタリー
http://natalie.mu/music/pp/acidman02/page/3
Exciteのインタビューがとってもいい。
堅苦しくなく、本人たちの言葉がすっと入ってくる!

