高浜虚子俳句を読むRyo Daimonji Blog さし木して我に後なき思ひかな 高浜虚子 俳句を構えて始めて20年を越え、70代となっている。認知症という我脳の限度を考えると自分にも後が少なくなってきたと思う。しかし、そういう思いを俳句にするとはさすが虚子先生である。春の季語さし木との感覚的距離を測るがそう簡単な距離に仕立てられるわけもない。独善的にして完結した句である。